モンスターカレンダー

« February 2012
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29

ハンドレール


モダン住宅の階段今回は新商品の≪ハンドレール≫についてです。
最近のモダンと呼ばれる住宅を見ていると、手すりを「消したい」方が多いように感じます。フラットバー的な手摺でより細くしたり、はたまた踏板だけ壁から出ているキャンティレバーの階段など、手すりの存在感を「打ち消す」ための努力がひしひしと伝わってきます。ただ手すりがないと安全性に課題が残ります。特に夜間は踏み外したりしかねません。




建築家の皆さんが工夫を凝らすのも、世の中に落下防止の為だけの手すりが多く建築デザインに活かせないからです。どこを見ても見慣れた木製手すりが氾濫し、世間一般でも「手すりとはこんなものだ」という認識が出来上がっています。ブラケットのデザインなどは本質的にずっと変わっていません。私は長年、住宅や建築に関わってきましたが、いかに生産者都合で作られているかがわかります。


ハンドレールのスケッチこのように「意欲溢れる建築家やデザイナー」が望むディテールを持つ手すりは探しても見つかりません。しかし、日本の手すりもそろそろ安全性の先へ進んだものが出てきてもよいはずです。存在しないのなら自分たちで生み出そう、「手すりはもっとデザインできる」とスタートしたのが≪ハンドレール≫です。



手すりは玄関や扉の取っ手などと同じで「日常的に触れる場所」です。実はそういう建築素材は限られていますが、特に手すりは階段などの移動時に必ず手を添えて、元気な人でも必ず補助的に使用します。室内ではインテリアとしても重要な要素であり、安全性と建築意匠の両面で住まいの暮らし方を左右する鍵を握っているわけです。


ディテールにこだわりました≪ハンドレール≫は幾何形体の円柱を組み合わせたシンプルな構造にしました。安易に3次元曲面のモデリングは行わず、フォルム・トーン・素材・構造とそれぞれの利点を活かせるバランスを整えました。またデザインの要として最もこだわっているのがブラケットです。安全強度を確保するメカニカルな設計と美しいディテールが一体となった自信作です。




ブラケットとエンドキャップは、2種類の素材と仕上げがあります。

マットシルバーのブラケット■マットシルバーのブラケット
マットシルバーはアルミダイキャストにより成形しています。艶消しが美しいシルバーアルマイト処理を施しました。アルミの無垢材で丈夫なだけでなく贅沢さが違います。質感もとても上品で空間に対して違和感なく溶け込みます。



クロームメッキのブラケット■クロームメッキのブラケット
マットシルバーとは対極と言えるクロームメッキ仕上げは光沢に注目です。こちらは真鍮の塊を削り出してクロームメッキ処理を施しています。鏡のように写りこむほどの美しさです。




正直なところ、完全に値付けを間違えてしまいました。このような価格でこんな高級仕様のブラケットは絶対に手に入りません。いつか値上げするかもしれませんので、お早めにご検討ください。安全性についても歩行補助手すりの水平・鉛直荷重試験を実施して、BL基準を上回る最大荷重200㎏でも耐えられる強度を確認済みです。

デザインのプロである建築家が積極的に手すりのデザインに向き合えることで、バランスのとれた建築、美しいインテリア空間が生まれることを願います。≪ハンドレール≫はおかげさまで当初の販売予想を上回るほど好評ですが、私たちは次なるこだわりの開発をスタートしています。どしどし皆様のご意見をフィードバックいただきますよう、重ねてお願い申しあげます。



>> ハンドレールの商品ページはこちら

日本はすっかりお正月気分も抜け、気づけばもう2月も目前ですね。弊社のシンガポールショールームは中国と同じでChinese New Year(旧正月)が国の休日なので、現地スタッフが家の掃除に一時帰国したりしています。余談ですがシンガポールは暖かい国なので、日本の寒さが堪えるようです。今シーズン一番の寒波に合わせて帰国というのが少し気の毒です。


春節さて、今回は今まさにお正月を迎えている中国からデザインアクセサリーをご紹介します。弊社では約3年前から中国製のバスアクセサリーを販売開始しました。世界の工場として成長を果たした中国ではありましたが、当初は『中国製だけど、大丈夫かな?』というのが本音でした。中国との商売自体はずっと前から実績がありますが、立派なカタログときれいなサンプルを見て発注したら、え?と思うようなボロボロな商品が届いたこともありました。広い国ですので良くも悪くも色々な会社があるもんです。



スウィングシリーズのバスアクセサリーはそんな不安を吹き飛ばすデザインと精度でした。2001年設立された工場は近代的に整備されていて、製造工程も材料の調達からメッキ、組立まで一貫しています。徹底した品質管理を行うためのようですが、丁寧なモノづくりですね。もちろん日本に取り寄せたサンプル品も非の打ち所がないクオリティでした。何より注目なのがデザインについて高いこだわりを持った会社ということです。自社内でデザインしたバスアクセサリーがデザインのオスカー賞とも称されるiFデザインアワードで受賞しています。これは最近知った話なのですが、ヨーロッパの有名ブランドのOEM先でもあるそうです。

近代的な工場デジタル制御の工作機で精度の高い製品を作っています
チェックも抜かりなくクオリティーは驚くほど高いです

少し褒め過ぎな気もしますが、それだけ素晴らしい製品と感じました。ぜひショールームで実物の質感をお確かめください。


スウィングペーパーホルダースウィングペーパーホルダーシンプルスウィングローブフック
スウィングタオルリングスウィングタオルバースウィングガラスシェルフ



>> バスアクセサリーの一覧ページはこちら

北欧家具とフローリング突然ですがみなさんスウェーデンといえば何を思い出されるでしょうか。福祉国家、スウェーデン王国、ノーベル賞、ファッションならH&M。そして北欧を代表する家具メーカーIKEA。木のぬくもりを大事にした北欧家具が持てはやされる昨今、林業先進国のスウェーデンから2011年秋にデビューしたパインフローリングウッドパネルを紹介します。



パインフローリングといえばサンワカンパニーでは元々フィンランド産パインを輸入していました。しかし残念ながらヨーロッパの経済危機の波にのまれ、昨年他の会社に合併されてしまいました。品質も良く皆様にも好評頂いていた製品だけに非常に残念で、人気アイテムが無くなってしまうのも非常に痛かったです。


セドラ社ロゴマーク何とかしたいと思い、北欧各国の商工会議所や大使館経由で新しい仕入れ先を探し始めました。そこでスウェーデンを代表する木材総合メーカーのSODRA社と取引が開始されました。早速アジア担当者が来日しトントン拍子でフローリングとパイン、バーチのウッドパネルの採用が決まりました。



スウェーデンでは100年以上前から計画的な植林と伐採のシステムが構築され、樹齢80年以上の材でないと伐採出来ません。それらの木材で作られる製品は木目の詰まった美しい仕上がりになるのです。木目が詰まっているので肌触りも良く、長持ちもします。私個人としては香りがとても気に入っています。フローリングのサンプルをデスクに置いているだけでもリラックスできます。床や壁一面に施工したらどんなにいい香りの家になるのだろうとワクワクします。家にいながら森林浴といったところでしょうか。


部屋に居ながら森林浴?


パインはフローリングウッドパネルをご用意しました。ソフトウッドの代表格パインは品質も安定していて価格もリーズナブルです。ぜひ木のぬくもりを感じてください。ウッドパネルではバーチ(カバノキ)もあります。パインより節が少なく部分的に放射杢があります。広い面積にお使いいただければお部屋も明るくなります。


最後に、天然木の無垢材というのは製品になっても呼吸をしています。夏の湿気が多いときには膨らみ、冬の乾燥した時期には収縮します。ただその変化を繰りかえすことによって安定し、表面は飴色になり艶が出てきます。当社が販売するパインフローリングやウッドパネルもそんな風に長くご使用いただければ幸いです。



>> スウェーデンパインフローリングの商品ページはこちら
>> スウェーデンウッドパネルの商品ページはこちら

新年のイタリアマーケットはスロースタートです。というのもイタリアでは12/24のクリスマスイブから年末年始も含めて1/6まで「BEFANA(ベファーナ、主顕節)」というイベント行事をしているからです。今年は1/7が土曜、1/8が日曜だったので少し長い年末年始となったようです。


写真中央のおばあさんがBEFANAですBEFANAとはほうきに乗ったおばあさんの名前で、何世紀にも渡って行事になっています(写真中央のおばあさんがBEFANAです)。1/6にプレゼントを運んでくれるBEFANAはサンタクロースと同じくらい人気があります。良い子にしていた子供にはチョコレートやキャンディーをプレゼントしてくれ、悪い子には炭を靴下にいれてあげるそうです。小ぶりで控えめなチョコやキャンディーを見ると美食の国イタリアらしいなと思います。BEFANAを過ぎると学校や会社が始まり、みんな日常生活が始まります。そしてようやく今週から2012年が始まりました。



弊社では色々な新商品の発売が間近になってきました。少し早いですが待ちきれないのでここで少しご紹介します。1月末から販売予定の≪セラミカアウトドア≫。名前のとおり外部の床で使用できる木目調タイルです。シルクスクリーン印刷とインクジェット技術を用いて本物の木目を磁器タイルに焼き付けています。これは非常に高い技術で同じ節目が二度とないほどに本物の質感を実現しています。


セラミカアウトドア:壁にも使えますセラミカアウトドア:本物の木のような質感セラミカアウトドア

セラミカアウトドア:ベージュ・チーク・カプチーノ


色はベージュ、チーク、カプチーノの3色でサイズは297x1192mmです。幅広で施工すると空間が広く見えるので上手に使ってください。厚みはt11mmで駐車場にも使えます。耐滑り試験(CSR平均値)は0.53で靴履きの安全値とされる0.46をクリアしています。素足を想定したCSRB値でも平均1.15とこちらも安全値の0.7をクリアしています。滑り抵抗値(自治体毎で異なりますが東京都は基準値が40以上)は53です。もちろん凍害試験も合格。テクニカルもデザインに負けないぐらい優秀です。


工場の玄関です最新の機器が並ぶ工場内部オートメーション化されているため人影はまばらです



≪セラミカアウトドア≫は全世界で爆発的にヒットしており、2010年10月から2011年10月までの1年間でなんと200万m2の販売実績があります。すごいですね。きっと日本でも色々な物件にスペックいただける予感でいっぱいです。ちなみに海外で人気の色はカプチーノだそうです。販売後、ぜひ手に取って比べていただければと思います。



最後にクリスマスのイタリア・ミラノからクリスマスの光景をお届けします。かわいいデコレーションに奇抜なドルガバのディスプレイがまたまたイタリアンデザインで素晴らしいですね。今年もイタリア、ヨーロッパのおしゃれなエッセンスを商品に反映したい気持ちでいっぱいです。今年もサンワカンパニーをどうぞよろしくお願いいたします。


クリスマスの街の風景inミラノクリスマスの街の風景inミラノ
ブランドショップのウィンドークリスマス用のドレスが並びますギンギラに電飾されたチンチン電車です



>> セラミカ・アウトドアの商品ページはこちら

リンド・ツー12月も折り返しに差し掛かり寒くなってまいりました。毎年この季節はついついお店に並ぶマフラーを購入してしまうのですが、古いマフラーを捨てるタイミングが掴めず、明らかに多すぎる量のマフラーが引出しの中を占拠しております。今年もきっと増えるんだろうなぁ。。。


さて今回は陶器製のボウル一体型天板が魅力の≪リンド・ツー≫についてご紹介いたします。




リンド実は2年前のカタログに≪リンド≫という洗面台を掲載していました。生産工場の都合により短期間で廃番となったのでご存じでない方もいるかもしれませんが、根強い人気で再販のご要望を多数頂いておりました。≪リンド・ツー≫はこの≪リンド≫の復刻版なのです。




復刻にあたり2年間で変化したトレンドに合わせた微調整と共に以前から考えていた改良を施すことにしました。リンドの象徴であるシンク一体型の天板部分はそのままに、ボックス部分をアレンジいたしました。


リンド・ツー試作品以前はキャビネット部が全面引出しの一枚扉でした。背がとても高いものを入れる分にはよいのですが、上部の空間が無駄になりがちでした。今回はそれを上下に分割して収納力を高めています。さらにオーストリア・ブルム社のサイレントレールの採用で引出しが静かに閉まります。次にウレタン塗装から進歩が著しい鏡面シートに変更しました。グレード感を維持したまま素早い生産が可能になりました。



継ぎ目が見えてしまうんですね 思い返すと試作品は問題だらけでした。引出しを素直に上下分割したところ、ボックスの側板と幕板の継ぎ部分が丸見えになってしまうのです。手掛かりこそ斜めカットで使いやすくしていたものの、これはいただけません。




かといってこの継ぎ自体は構造上無くすことはできず、何か材を貼れば小口が丸見えで余計に不細工です。総員悩むことしばし、よりデザイン性を高めつつ隠したい部分を隠す改良を考えたのです。再試作品では下扉の手掛かりをいわゆる「J型」に変更しました。背面が長く伸びているため、扉の隙間も上手く目隠ししてくれます。少しの隙間も目立たせないように、上部小口はU型にしています。一般的にはJ型は両開き扉に使うので、やや変則的な使い方ですね。


扉の手掛かりを工夫してみましたスッキリ美しいデザインに仕上がりました


こうして、復刻ついでに大幅進化を遂げた≪リンド・ツー≫は完成したのです。意外と細かな気遣いを感じ取っていただければ幸いです。





>> リンド・ツーの商品ページはこちら

1234567891011

MT42BlogBetaInner