
今回は新商品の≪ハンドレール≫についてです。
最近のモダンと呼ばれる住宅を見ていると、手すりを「消したい」方が多いように感じます。フラットバー的な手摺でより細くしたり、はたまた踏板だけ壁から出ているキャンティレバーの階段など、手すりの存在感を「打ち消す」ための努力がひしひしと伝わってきます。ただ手すりがないと安全性に課題が残ります。特に夜間は踏み外したりしかねません。
建築家の皆さんが工夫を凝らすのも、世の中に落下防止の為だけの手すりが多く建築デザインに活かせないからです。どこを見ても見慣れた木製手すりが氾濫し、世間一般でも「手すりとはこんなものだ」という認識が出来上がっています。ブラケットのデザインなどは本質的にずっと変わっていません。私は長年、住宅や建築に関わってきましたが、いかに生産者都合で作られているかがわかります。
このように「意欲溢れる建築家やデザイナー」が望むディテールを持つ手すりは探しても見つかりません。しかし、日本の手すりもそろそろ安全性の先へ進んだものが出てきてもよいはずです。存在しないのなら自分たちで生み出そう、「手すりはもっとデザインできる」とスタートしたのが≪ハンドレール≫です。
手すりは玄関や扉の取っ手などと同じで「日常的に触れる場所」です。実はそういう建築素材は限られていますが、特に手すりは階段などの移動時に必ず手を添えて、元気な人でも必ず補助的に使用します。室内ではインテリアとしても重要な要素であり、安全性と建築意匠の両面で住まいの暮らし方を左右する鍵を握っているわけです。
≪ハンドレール≫は幾何形体の円柱を組み合わせたシンプルな構造にしました。安易に3次元曲面のモデリングは行わず、フォルム・トーン・素材・構造とそれぞれの利点を活かせるバランスを整えました。またデザインの要として最もこだわっているのがブラケットです。安全強度を確保するメカニカルな設計と美しいディテールが一体となった自信作です。
ブラケットとエンドキャップは、2種類の素材と仕上げがあります。
■マットシルバーのブラケット
マットシルバーはアルミダイキャストにより成形しています。艶消しが美しいシルバーアルマイト処理を施しました。アルミの無垢材で丈夫なだけでなく贅沢さが違います。質感もとても上品で空間に対して違和感なく溶け込みます。
■クロームメッキのブラケット
マットシルバーとは対極と言えるクロームメッキ仕上げは光沢に注目です。こちらは真鍮の塊を削り出してクロームメッキ処理を施しています。鏡のように写りこむほどの美しさです。
正直なところ、完全に値付けを間違えてしまいました。このような価格でこんな高級仕様のブラケットは絶対に手に入りません。いつか値上げするかもしれませんので、お早めにご検討ください。安全性についても歩行補助手すりの水平・鉛直荷重試験を実施して、BL基準を上回る最大荷重200㎏でも耐えられる強度を確認済みです。
デザインのプロである建築家が積極的に手すりのデザインに向き合えることで、バランスのとれた建築、美しいインテリア空間が生まれることを願います。≪ハンドレール≫はおかげさまで当初の販売予想を上回るほど好評ですが、私たちは次なるこだわりの開発をスタートしています。どしどし皆様のご意見をフィードバックいただきますよう、重ねてお願い申しあげます。












何とかしたいと思い、北欧各国の商工会議所や大使館経由で新しい仕入れ先を探し始めました。そこでスウェーデンを代表する木材総合メーカーのSODRA社と取引が開始されました。早速アジア担当者が来日しトントン拍子で
































