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December 2009アーカイブ

年の瀬も迫ってきました。今年最後の商品ブログとなりました。みなさん読んでいただいてありがとうございます。

今日はロートアイアンについて書きたいと思います。まずはロートアイアンとは何たるか?日本語では鍛鉄(たんてつ)です。読んで字のごとく鉄を叩いて鍛えて様々な形へと変化させていきます。四角くもできるし、丸くもできるし、鉄とは思えない形状になっていきます。機械を使わず唐草模様の先のくるんとした部分もちゃんと叩きながら手作業でできるんですよ。ほんと職人技です。


サンワカンパニーは十数年前からロートアイアンをイタリアから輸入してきました。ただ部品での販売だったためお客様より「どうやって施工したらいいの?」「施工はどこに頼めばいいの?」「塗装は必要ですか?」など施工に関するお問合せを頂いていました。そこでもっと簡単にロートアイアンを楽しんでもらえたらと誕生したのが、オリジナルグリルたちです。京都のロートアイアンを専門に設計されている方にデザインをお願いして、塗装・溶接済みのパネル状態にし、施工もビス(ネジ)で簡単に出来るようになりました。当初同じような商品が国内には見当たらなく、正直売れるのかどうか商品担当者としては不安な面がありました。しかし販売開始直後から多くの問い合わせを頂き、2009年末で累計出荷数は2000枚を突破しました。こんなことを言ったら上司に怒られますがこんなに売れるとは驚きです(笑)現在も一部完売しており、ご迷惑をお掛けしております。お話したとおり機械生産ではなく、完全ハンドメイドのため生産に時間がかかります。今も旧正月前で故郷に早く帰りたがる職人を抑えて工場をフル稼働で生産しておりますので、もうしばらくお待ちください。


さて次に誕生したのが、最新カタログvol.12から販売したロートアイアンオーナメントです。オリジナルグリルでは施工を簡単にし、少しは身近にロートアイアンを感じてもらえたかと思いますが、社内より更なる簡単施工と今度はもっとお客様が自由にデザインできるものはないかと提言がありました。工場に相談しデザインを起こし、試作を繰り返しました。太さを0.5mm変えるだけで印象が変る物なんです。細くして繊細になり過ぎれば安っぽくなります。しかし太いと野暮ったくなってしまいます。非常に難しい匙加減です。付属のビスでどこにでも、ドライバー1本で誰にでも取付簡単!お家の壁や家具、扉にお好きなデザインを!パターンは無限大に広がります。


w-iron03.jpgオリジナルグリルを始めた2年前からロートアイアンの魅力にどっぷりつかってしまいました。かのガウディの見事な造形も本当に鉄で出来ているのか疑って見惚れてしまいます。今ロートアイアンでオリジナルデザインの門扉を企画しています。サンワカンパニーらしくおしゃれに、手軽に、そしてリーズナブルにお家の玄関を飾れる門扉を計画中です。来年春にお目見えする。。。かな。





最後にお願いです。今までに2000枚以上販売していますが、施工写真がなかなか集まりません。きっと皆さん創意工夫でご使用いただいていると思います。皆さんの力作お待ちしています。

≫ ロートアイアンオーナメントの商品ページはコチラ
00.jpg こんにちは、会社の窓から『光のルネサンス』のイルミネーションがよく見えます。国内商品開発担当のhiguchiです。
空間利用をコンセプトにしたコットンロールシリーズの中でもとりわけ人気の高いインウォールにCDを収納できるタイプが登場しました。CDケースであれば楽天や通販カタログでもたくさん扱われてますよね?でも、『壁に埋め込む』となると案外、なかなか見あたらないんです。(今ある壁に取り付けるには難しい商品ですから当然なんですけど。気に入った方は施工していただける業者さんにお願いして下さい。)






さて、ただの家具、されど家具 家具と一口に言ってもいろいろなグレードがあります。IKEAやニトリなど大型の量販店が出てきて選択肢はとても増えました。どこも価格やデザインにこだわりをお持ちだと思いますが、この商品のこだわりは『隙間を利用する、高級素材を使う、そして魅せる収納』この3つにこだわって作っています。


●隙間を利用する ~空間利用~

マンションや賃貸アパートを探すときの重要ポイントといえば収納スペース。最初からあるのとないのとでは大違いです。『後から好きなものを足すわ』っていう方ももちろんいらっしゃると思いますけど、考えてみて下さい。家具を置くということはその分 部屋が狭くなるんです。壁に埋め込む、壁を利用するというのは、収納スペースが増えることだけではなく、新たなスペースを使えるということでもあります。


●高級素材 ~ウレタン塗装~

通販カタログでも『○○塗装』 というのをよく目にしますが、家具の仕上げは、シート貼り、塗装仕上、突き板仕上の大まかに分けると三種類くらいに分けられます。

シート貼り:いわゆるカラーボックスの表面材から本物そっくりに見えるシートを貼り付けたもの。
塗装仕上げ:専門の職人さんが一枚一枚吹き付けて塗装、この工程を数回繰り返します。ピアノのピカピカの仕上げも塗装で複数工程により仕上げられたものです。
突き板仕上:天然木を薄くスライスしたものを貼り付け、塗装をしたもの。

さて、インウォールCDに使われているのはウレタン塗装といい、家具に使われている一般的な塗装で、表面に硬い塗膜を張るために、傷がつきにくくメンテナンスフリーなものになります。高級素材というからには突き板にしろよ・・・と突っ込まれそうですが、木目調の家具は壁や部屋のほかの家具に合わない場合もあるでしょう??


●魅せる収納

さりげなく魅せる。この窓もただ穴をあけただけではなく、
バランスやら加工やら、、、いろいろ四苦八苦した結果です。

△扉の部分試作:写真を入れるタイプと同じものですけど、ちょっと野暮ったい・・・。却下

△最初の試作:窓と扉のバランスから作ってみたものの・・・・。 スッキリ&コンパクトでいいんですが・・・
うむ、待てよ、これじゃぁCDあんまり入らない。。。(ToT) 窓とCDジャケットが倒れてこない
ようにするのは掘り込み加工でクリア。これで裏面もスッキリとした仕上がりに!

△完成!

日本人はあまり写真や思い出の品を飾りたがらない方が案外多いと思うのですが、家具(壁)の一部だと思えば、CDジャケットに潜らせれば、アルバムの中やパソコンに眠っている写真も飾ってみようかな・・・?なんて 思う人もいるかなぁと思って窓をつけました。もちろん、お気に入りのCDジャケットを入れていただいてもいいですし、使い方はあなた次第です。


インウォールだけでなく、空間利用をコンセプトととしたコットンロールシリーズの原点は、日本の住宅事情から来ています。私は土曜の朝にやっている『にじいろジーン』なる情報番組が好きなのですが、そこででてくるコーナーの一つ(地球まるごと見聞録~今日からアナタも世界ツウ!~)に海外の住宅を買ったらいくらで買える?っていうコーナーがあるんです。悲しいことに日本のマンションを買うお金あればかなぁ~りいい物件にめぐり合えるんだなぁと思うことが多いのです。何より広いですよね・・・。でも日本人である以上、日本の住宅を否定していても仕方がない!じゃあ、住みやすくするにはどうしたらいいのか?この商品たちのコンセプトはそこからきているのです。価格や見た目の豪華さ、好き、嫌いももちろん重要ですけど、限られたスペースをどう住みやすくカスタマイズするかで、生活も変わってくるかもしれませんよ?

≫ インウォールCDの商品ページはコチラ
シャワーシート コンフォートイタリア・PROVEX社の「ほんとにケアプロダクト?」と思わせるハイセンスな商品です。

デザインが素敵なのでバスルームだけじゃなく、いろいろな場面で利用できます。例えば日本では玄関で靴を脱ぎますが、最近のマンションなどはバリアフリーで玄関に段差がないケースがほとんどです。以前、私が脚を怪我していた時もブーツがうまく履けず四苦八苦しました。玄関に腰掛を用意している方も少なくないと思いますが、このシートを使えばおしゃれにスペースの有効活用ができます。屈むことが辛いお年寄りのサポートにもなります。

TUVマークまた、安全性においては世界最高級の安全性を示すTUVマークも取得。全ての要素が高い次元で満たされている製品です。

ちなみにデザインはTALOCCI DESIGN社が手がけました。同社はイタリアでは有名なインダストリアルデザインの会社です。洗面ボウル、水栓等の工業デザインだけでなく、世界最大の家具見本市であるミラノサローネの出展ブースをデザインしたり、主宰者であるジョバンナ・タロッチ本人が住生活空間に関するTV番組にも出演するなど、多方面より高い評価を受けています。

シャワーシート コンフォート


PROVEX社のシャワーシートは4年前より取り扱っていますが、ぼつぼつ日本市場にも浸透してきました。しかし、このデザイナーズラインはこれまでとは全くの「別物」だと自負しています。ぜひショールームでお試し下さい。

ここだけの話ですが、メーカーとコラボレーションしており当社だけの特別価格でお出ししています。ヨーロッパで買うより安いかもしれませんよ。

≫ シャワーシート コンフォートの商品ページはコチラ

プレーンKプティを2009年5月末に発売して以来、おかげさまで大反響を頂いております。現在、長野県の協力工場にお願いをしてフル稼働で生産を致しております。

この商品を開発するにあたり、大前提とした事は「W1200のフルセットで10万円以下のシンプルなキッチンを作ろう」という非常に難易度の高いものでした。しかし、デフレの時代が近い将来に必ず訪れるだろうと予想していたので、「もしこの販売価格でデザインにもこだわったキッチンができたなら、間違いなくお客様に喜んでもらえるだろうな・・・」と思い、私の開発魂に火がつきました。


プレーンKプティまず機能性ですが、レンジフード・IHヒーター・水栓をセットにしているのは当然ですが、吊戸は不燃仕様を標準採用し、さらに対面式のペニンシュラ型・アイランド型としてもそのまま使える様に下台の背面はあらかじめ仕上げを施しました。

次にデザインですが、プレーンという名前の通り「あっさりした・飾らない」を意識し、シャープなラインにこだわりました。ベースは清潔感のあるホワイトのつや消し仕上げとし、見た目の凹凸をなくすためにハンドルレスにしました。その扉の手掛かり部分と足元の巾木をステンレス304のヘアラインで仕上げることで横のラインにアクセントを付けました。天板も同一のステンレスを使用し、小口を12mmの最薄にすることでシャープさを出し、正面から見える側板の小口も12mmに統一することで、ラインを強調しました。

追記ですが、「そんな小さな事なんてどうでもいいやんか~」と思われるかもしれませんが、多々あるそんな小さな事をひとつだけ書かせて頂きます。当初、扉の小口材をテープ貼りで考えていたのですが、0.45mmという薄さなので扉の角に触れた時、トガッタ感触を与えてしまいます。それに見た目がチープになってしまいます。といってロウカンを使うと標準品は2mm厚なので、扉の正面から見ると四方縁取った様になり野暮ったくなってしまいます。その中間の1mm厚が無いものか・・・と方々走り回ってようやく今の小口材にたどり着きました。

以上の通り、この商品はコストを追求しただけでなく、限られたコストの中で最大限のデザイン・機能を意識して完成したサンワカンパニーの自信作です。開発担当者としては手塩にかけて企画・開発した商品だけに、現在のお客様の反応は非常に有難く、また嬉しく思っております。やはり、ものづくりは楽しいなあと思う今日この頃です。

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プレーンKプティ