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January 2010アーカイブ

イタリアタイル アーキテスート


今回は2006年チェルサイエ国際見本市に発表されて以来、イタリアタイル業界で爆発的ヒットとなった≪アーキテスート≫をとりあげたいと思います。

≪アーキテスート≫は一目惚れで買い付けてきました。ありとあらゆるタイルを見てきましたが、これほど斬新で目新しいデザインは見たことがありません。もしやと思い話を聞いてみると、やはりデザイナーズタイルでした。さすがイタリア!デザイナーのラビアーニ氏はスタルクの照明やカルテルの家具もデザインしており、あのドルチェ&ガッバーナの店舗のデザインも手がけている空間デザイナーでもあります。

ラビアーニ氏いわく「今までにない、タイルっぽくないタイル。もっともっとインテリアに近いタイルを」というのがコンセプトだそうです。しかしクラシックなタイルも残すために二つのデザインが生まれました。一つはテキスタイル調のプレーンな表面のもの。もう一つはカーペットの柄のようにかわいい花柄の≪リカモ≫です。「フロアには色やサイズが豊富なプレーンなタイルをパッチワークのように、壁には≪リカモ≫を絵のようにして遊べる空間に使ってほしい」というのがラビアーニ氏の考えのようです。なかなか勇気がいる発想ですが実にイタリア人らしいですね。

≪アーキテスート≫はカーペットよりもお掃除がラクチンという「利点」があります。また、リカモの場合は1ケースに2つの柄が入っていて、並べて施工すると二枚の花模様がうまく繋がります。計算されたデザインセンスに脱帽です。

イタリアタイル アーキテスートイタリアタイル アーキテスートイタリアタイル アーキテスートイタリアタイル アーキテスート


さて、こちらは展示会のブースの写真です。あまりにも素敵な空間だったので興奮して写真がブレてしまったのはご愛嬌。≪アーキテスート≫が業界で話題になった翌年、チェルサイエ展示会では多くのイタリアタイルメーカーが花柄のタイルを展示しました。有名ブランドタイルに有名デザイナーというトレンドは≪アーキテスート≫から始まったのです。

ちなみに≪アーキテスート≫を販売しているイタリアタイルメーカーは世界最大手です。イタリアで開催されたトリノオリンピック(荒川静香選手がイナバウアーで金メダルに輝きました。)では、選手村のタイルに全てこのメーカーのものが採用されました。日本の商社からも≪アーキテスート≫の独占販売権を競って何社もオファーがあったそうですが、最終的に当社で取り扱いをさせてもらうことになりました。当社のセンスやポリシーが合致したからでしょう。

イタリアタイル アーキテスート今では≪アーキテスート≫も人気商品に成長しました。ドバイにあるパームツリーのヴィラは全て≪アーキテスート≫です。イタリア、ヨーロッパでは生産待ちが当たり前になり、花柄の≪リカモ≫で椅子やテーブルを作るなど、自由な発想で使用されています。当社でも様々なプロジェクト、店舗、マンション物件などで沢山オファーを頂戴しています。

あるイタリア人デザイナーの一言。「ミラノサローネとチェルサイエは世界中のメーカーが集まるデザインのお祭りだ。ここで全ての力を出して評価されたい」

うーん 納得!かっこいい!ブラボー!!

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posta-img01.jpg突然ですが、みなさんはポスト探しで悩まれた経験はありませんか?メーカーの既製品を探してもしっくりくるものがなく、不本意だけど妥協するなんてケースはよくある話だと思います。私が日頃お世話になっている設計事務所の先生方からも「既製品では中々いいものが無い。高いけど仕方無しに特注品を作らざるを得ないんだよね~」という声がよく聞こえてきます。今回はそんな声から生まれた≪ポスタ304≫をご紹介します。シンプルなデザインにこだわりが詰まった超お勧めの逸品です。




開発にあたっては日本の建築家が良く好む素材であるステンレスを採用しました。屋外で使用されるので、ステンレスの中でも耐蝕性のあるSUS304を使いました。≪ポスタ304≫の名前もこれにちなんでいます。
そして重厚感を出す為に見える部分は全て1.2mmの厚板を使用しました。板を厚くするだけで原価に大きく影響しますが、ここは譲れません。通常、中国製などの商品は0.6~0.7mm程度の板材を使うので、1.2mmだと倍近い厚みになります。

posta-img02.jpg次にプロポーションですが、実は白銀比(1:1.414)を使って設計しました。白銀比は古代の有名な建築物・造形物などでもよく用いられています。見た目はもちろんのこと300×420mmでメール便もスッポリ入る機能的なサイズにしました。











posta-img03.jpgもうひとつ、機能面でのこだわりポイントがあります。手が触れるコーナー(角)部分はシャープなラインを邪魔しない程度(3R)に丸くしています。Rをとる事で取り扱い上の危険を回避すると共に見た目のトゲトゲしさがなくなります。







posta-img04.jpgそんな≪ポスタ304≫はものづくりの町である東大阪にある、たった6名足らずのステンレス加工会社で作っています。そこにいる頑固な職人さんが、細部まで「MADE IN JAPAN」のこだわりを魅せてくれています。意匠だけでなく価格でも無理なお願いを聞いて頂いて本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。







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ellisse-img00.jpg皆様今年のお正月はいかがでしたか?お正月を海外で過ごされた方もいらっしゃるかと思います。寒い日本のお正月を抜け出して、暖かい南の島のリゾートホテルでお正月を迎える!いいですねぇ(笑)
そんな日がいつか来ることを夢みて、しがないワンルームの炬燵の中で正月を迎えました(涙)

今年は当社も更なる飛躍を遂げるべく邁進してまいりますので、今後ともサンワカンパニーをよろしくお願い致します。

堅い挨拶はこれまでにして、南の島と言えばツバルという国が昨年話題になりました。
ツバルはオセアニア・南太平洋のエリス諸島に位置する9つの島からなる国で、バチカンに次ぐ人口の少ないミニ国家だそうです。海抜は最高でも5mと限りなく海面に近い国ではないでしょうか・・・
そんなツバルが地球温暖化で21世紀末には海面に沈んでしまうと言われています。
地球温暖化や温室効果ガス抑制、環境税の導入?など環境に関する問題は今や世界の常識で、排出量によって税金が課せられる時代になりつつあります。
そんな世の中ですのでエコ商品はこれから欠かすことのできない商品になっていきます。



ellisse.jpgそこで今回ご紹介したい製品が『エリッセコッコ』です!このエリッセコッコは"次世代洗面ボウル"として昨年末にデビューした商品で、陶器素材を使わずに開発しました。
洗面ボウルはセラミック(陶器製)がほとんどです。陶器は生産過程において窯に入れて高い温度で焼き上げる為、大量のCO2を排出します。
エリッセコッコはレジンコンクリートという素材をベースにゲルコート樹脂+ガラス繊維でコーティングした、生産過程においてCO2を一切排出しない商品です。レジンコンクリートはもともと土木のトンネルや擁壁素材に使われており、非常に強度のある素材です。その堅牢な素材をベースに人工大理石とほぼ同じ強度(鉛筆硬度H6)を持つゲルコート樹脂で構成しています。


●お手入れも簡単なステンレスカゴ

ellisse-photo03.jpg洗面所における事故で圧倒的に多いのが、指輪やコンタクトレンズを流してしまうことです。そのような事故を防ぐ為に大抵はヘアーキャッチャーがついていますが、エリッセコッコはキッチン用の排水トラップを組み込みました。

この意味は当然そういった事故を未然に防ぐだけでなく、日々のお手入も考慮しています。通常のトラップはカゴ状の小さなヘアーキャッチャーがついているだけなので、女性の長い髪の毛であればすぐに詰まってしまいます。キッチン用トラップであればそういった問題もなく、また市販で売られているネットをステンレスカゴに取り付けておけばお掃除も簡単です。


●新素材、レジンコンクリートのテスト

世界初の洗面ボウルですので、いい加減な商品を出すわけにはいきません。発売に当たっては様々な試験・検査を行いました。まずは専門機関で検査を行い、熱湯、耐衝撃性、インキ浸透度、耐急冷性、耐貫入性のテストをクリアしました。

ellisse-img01.jpg次に当然ながら水漏れ試験です。通常では用いないステンレスキッチン用の排水口を採用しているので念入りに検査しました。


微妙なR形状や数ミリの段差で水の通り道ができる為、形状の見直しと検査を何度も繰り返すことになりました。さらに水を溜めることができない商品ですが水張り試験も行いました。10日間、水を張った状態での検査を行っています。試験には社内の椅子を使っていましたが「椅子が使えない」とクレームを受けながらの検査でした。

●生活シーンをイメージしたテスト

ellisse-img02.jpg最後に歯磨きや洗顔だけでなく、毛染めなど洗面スペースで行われそうなアクションを想定した試験を行いました。

1液性の白髪染め剤、2液性のヘアーカラー剤、除光液、歯磨き粉、クレンザー、酸性タイプの洗剤に至るまで様々な溶剤を塗布し、汚れの付き具合、落ち具合を時間の経過と共に検査しました。
結果は1液性の白髪染め、除光液、歯磨き粉、クレンザー、酸性タイプ洗剤においては、市販のクレンザーで奇麗に汚れを落とせました。2液性のヘアーカラー剤だけは少し跡が残りましたが付着して数分の間で落とせば問題ありませんでした。

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試験・検査にあたって工場の社長には無理を申し上げ、最後までお付き合いいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

●最後に

このように普段の実生活において想定される検査をしっかりと行うことで、更に商品の安心度が上がりますよね。洗面ボウルはご家庭や職場、人間の生活する環境になくてはならない製品のひとつです。人間の発展だけを考えて行ってきた環境破壊を見直し、環境にやさしい製品に囲まれて生活していくことが、本当の意味でのスタイリッシュなライフスタイルではないでしょうか。

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ミラーボックス メタ新年明けましておめでとうございます。謹んで初春のお慶びを申し上げます。さて。2010年、最初の商品開発ブログは、オールステンレスがちょっと贅沢なミラーボックス≪メタ≫について。

メタは洗面などのスペースにコンパクトに納まるミラーボックスとして開発しました。商品名はオールステンレス製にちなんで金属=メタルから命名しましたが、イタリア語では半分という意味もあります。洗面キャビネットは今までの半分くらいの収納で十分なはずです。余計なスペースがあるから余計なモノが増えてきます。すなわちメタはサンワカンパニーのデザイン思想のミニマリズムを踏襲しているのです。決して作り込まないで、余白のスペースを大事に考えます。


生産工場は東大阪市。社長も入れて10人ほどのステンレスの加工工場ですが、生産が追いつかないほどの人気商品になりました。防食ミラーをステンレス板に接着したり、コーナーを研磨したりと細かい作業を繰り返して、一台一台手作りで生産しています。固定丁番の採用で鏡扉の調整は不要で、脱落事故もありません。ドイツ、イタリア、中国など折曲げ加工でのステンレスボックスはありますが、精度がまったく違います。各コーナーを触ってみて下さい。細かい気配りがされたメイドインジャパンの真骨頂が堪能できる逸品です。

ミラーボックス メタミラーボックス メタ


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