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September 2010アーカイブ

シャトーブラン 運動会の季節ですね。今年は残暑が厳しくて真夏のような気候の中、ビデオカメラ片手に応援された方も多いのではないでしょうか。私は今年初めて知ったのですが、0歳児から運動会に参加できる保育園があるんですね。気候はなかなか変わらないですがイベントや街のショーウィンドーで『秋』を感じずにはいられません。

 今回ご紹介するのは運動会でも大活躍の白いラインと同じ原料を使っていて、5000年も前から建材として使われている漆喰のお話です。当社ではシャトーブラン(白いお城)と命名し、左官用の漆喰として2年前から販売を開始しました。通常の漆喰とは違う当社独自のこだわりを受け入れていただき、発売以来大人気のこの商品に今回新しく塗装タイプが仲間入りしました。


 漆喰と聞けば日本古来の伝統建材のイメージがありますが、漆喰の歴史はとても古く世界中で使われてきました。起源は5000年前のエジプトのピラミッドの壁に使われたというから驚きです。古代ギリシャやローマ時代の建築物にも使われていたことはアクロポリスの神殿やポンペイの遺跡からも判明しています。世界各地で古くから使われている理由は、原料である石灰がどこにでもあるということ、また漆喰の持つ透き通った白壁が建物を彩り、優れた防火性や防カビ性、吸放湿性が建物を守ってくれるからです。もちろん日本でも漆喰の原料である石灰は採れますので、国内自給率ほぼ100%の数少ない天然資源です。


 こちらは工場の様子です。ミキサーで攪拌(かくはん)し、袋に箱詰めされた状態で梱包されます。袋の口をダンボールに被せればそのまま容器として使えるようになっています。密閉しておけば数ヶ月~半年は練り直したあとでも使用可能できます。


混練 ミキサー 混練 混練途中 梱包 箱詰途中


 だいぶ下火になりましたが、口蹄疫の一件で消毒剤として使われた白い粉も実はこの石灰です。ウィルスにも効き目があるとはなんて万能なんでしょう。


さて、今回新たに塗装用を商品化した理由は2つあります。
1.万能な漆喰をもっと手軽にお使いいただくため。
塗り壁材、珪藻土や漆喰は専門職の方に依頼することが多いかと思いますが、このシャトーブラン(塗装用)は本物の漆喰をローラーやコテ、ハケ、倉庫に眠っているような軍手でも仕上げることができます。面倒な調合も従来のシャトーブラン同様、既に調合されていますので、使う前に攪拌するだけですぐ塗り始めることができます。
2.薄塗りでありながら、コテやハケを使って様々な模様をつけられること。
カッコよく、キレイに仕上げるのはやはり職人技とセンスが必要ですが、珪藻土などで塗り壁材の施工に慣れていらっしゃる方であれば、コテバケ/横引き、ラフなどの模様はできると思います。初心者の方にお勧めなのは手袋(軍手)を使った仕上げです。ある程度壁に漆喰が載ればあとは自由にクルクル模様をつけるだけで、プロっぽい仕上がりになりますよ。


仕上げ


 この写真は実際に壁を塗ってみた写真ですが、悲しいことに慣れてきた頃には最初に仕上げた(変な模様な)ところは乾いてしまっていました。時間との戦いですから、あまり最初のほうで時間をかけず、どんどん塗ってみるのがコツだと思います。乾く前に慣れれば手直しできる(?)かもしれませんよ。


施工後の写真 施工後の写真 施工後の写真


 漆喰に限らず塗り壁材を自分で塗るというのはちょっと勇気が入りますよね。でもやってみたい!体験してみたい!という方に朗報です。大阪ショールームイベントで珪藻土・実演体験会が10/2、3に開かれます。今回ご紹介したシャトーブラン(塗装用)の実演はありませんが、塗り壁材ってどんなもの?どんな用意がいるの?と お悩み方は是非ご参加下さい!関西地区以外の方は申し訳ありません。以前開催されたイベントの様子を動画でご覧いただけますので、こちらも是非ご覧ください。


≫ シャトーブランの商品ページはコチラ

ようやく朝夕が涼しくなってきましたね。寝苦しい夜も少しはおさまり、クーラーかけずに寝ることが出来るようになりました。早く秋がきてほしいです。食べ物がおいしい季節ですしね。ダイエッターには厳しい季節ですが。。。


フィンランドパインのフローリング先週は主にイタリアの夏休みをご紹介しましたが、今回ご紹介する≪フィンランドパイン≫のフィンランドは北欧らしく1ヶ月早い7月が夏休みでした。フィンランド人もホリデーの過ごし方は山派、海派に分かれているそうです。ちなみにラルデラ社(フィンランドパインの製造元)のサルミネンさんは山へキャンプに行ったそうです。夏が短いので太陽をいっぱい浴びてきたんでしょうね。


パインフローリングは日本でも非常に人気あります。リーズナブルな価格と天然木特有の質感がナチュラル志向の建物にマッチするからです。当社は30年に渡って海外製品を輸入していますが、海外の展示会では魅力ある製品に出会うことが多いです。実際、≪フィンランドパイン≫もヨーロッパの展示会で見つけたものです。メーカーであるラルデラ社は年間2000立米以上の木材を加工し、その95%をヨーロッパを中心に世界各国に輸出しているとのこと。すでに北米産のパイン材は取り扱っていましたが、北欧産の松も高品質で木目が詰まっているだけでなく肌触りも滑らかでした。一目ぼれして仕入れようとしましたが、価格がなかなか当社のターゲット価格に合いません。後は価格だけなのに。急遽本社から取り寄せた弊社の販売実績を紹介しながら粘り強く交渉を重ねたところ、ようやくこちらの希望価格に辿り着きました。


フィンランドパインの工場その1フィンランドパインの工場その2


そんな苦労もあった≪フィンランドパイン≫は発売から5年が経ちました。大きなクレームを頂くこともなく、品質も安定しているので安心して販売できます。品質といえば、ラルデラ社はPEFCプログラム(森林が持続可能な方法で適切に管理されていることを証明する世界最大の森林認証制度)の認証を受け、環境保護にも貢献している会社です。来月早々にも担当者が来日しますが、新任の担当者とは初対面なので少し緊張しています。今年の秋・冬はノルディック柄が流行るらしいですよ。皆様もぜひ当社のパインフローリングで北欧スタイルを楽しんでください。

>> フィンランドパインの商品ページはコチラ

 今年の夏は暑すぎます。特にサンワカンパニー本社のある大阪は連日35℃以上。まだまだ残暑が厳しく、現場で働く人は本当に大変だったと思います。


 一方、ヨーロッパは過ごしやすい気候の夏休みだったようです。毎年のことですがヨーロッパの8月はずっと夏休みで企業もお休み。もちろん弊社の取引先も夏期休暇です。イタリアがお休みの間、何十件も至急のプロジェクトのお問い合わせをいただきましたが現地メーカーがお休みのため、お返事がおそくなったことをここでお侘びさせていただきます。


 そんなことで今日はイタリアの夏休み事情をブログにて。イタリアでは多くの工場が8月いっぱいまで全てお休みです。ちなみにワーカーだけは2~3週間交代で夏休みを取得します。もっとも暑い時期、8月10~20日はみんな夏休みになることが多く、この期間は道路や飛行機の混雑がピークとなります。避暑地やレストラン、観光地は繁忙期に入るため営業していますが、8/15のフェラゴスト(FERRAGOSTO)という祝日だけはどこもお休みになります。フェラゴストはローマ時代から続く古い祝日で、春からの収穫がこの時期に一段落を迎えるころなので祝日としているそうです。だから夏のこの日だけはいつも混雑しているところものんびりとしています。


アグリーツーリズモ イタリアでもホリデーを海外で過ごす人が多いのですが、ここ2年ぐらいは経済状況もよくないため国内旅行でバケーションする傾向が増えてきているとのこと。海(ビーチ)では南の島サルデニア、シシリアなどに人気があり、山では北のトスカーナが人気です。中でもアグリーツーリズモといいトスカーナで山の農園にてジャムやワイン作りを教えてもらったりしてゆったりのんびり過ごす休日もここ10年で広がりを見せています。もちろん、他にもイタリア国内に世界遺産がたくさんあるのでローマ、ベネチア、フィレンツェへにもいけちゃうというわけです。


 地中海には美しいところがたくさんあります。美しいリゾート&ラグジュアリーな空間のことを「メディタリアンスタイル(地中海スタイル)」とも言います。弊社製品で代表的なものは《リフレッシ》というタイルです。地中海のリゾート地には昔から海の青をイメージした空間が多く、ブルーのタイルがよく使われます。この《リフレッシ》はまさに地中海のイメージに沿って作られました。ブルー色とスカイブルー色はイタリア国内でも人気の商品ですぐに完売してしまいます。


 さて、シシリアのパンテレッリア島へ行ってきたイタリア人より夏休みの美しい写真が届きました。パンテレッリア島は小さな島でイタリア人には人気のリゾート地だそうですよ。島にあるボートのサメの絵もなかなかユニーク。人魚の洞窟といわれるla gratta delle Sirene も行ったよと美しい写真。青の洞窟?みたい。機会があれば一度いってみたいです。


Grotta delle Sirene(mermaid)PANTELLERIA


PANTELLERIA 日本も暑すぎるのでいっそイタリアみたいにサマーホリデーいいかも?!と思いましたが、彼らは日本人と違って昔からの文化や、きっと羨ましくも古くから伝わる習慣があるからこそ上手くリフレッシュできて陽気で楽しくお仕事をしているんだなぁと思います。9月に入り、仕事復帰してきたたくさんの取引先に「how was your holiday ? (夏休みでやった?大阪弁風に聞く)」と尋ねるととても楽しそういっぱい思い出を語ってくれます。これからもがんばりますって言われた感じがします。


 商品部ではイタリア・ヨーロッパマーケットも稼動しだしたのでこれから忙しい時期に入ります。負けないようにがんばらなくては!ご期待ください。


≫ リフレッシの商品ページはコチラ

ミニマル先週は「レンジフード≪ミニマル≫がアイランドキッチンに対応へ」という記事をお送りしましたが、今週はパネルではなくレンジフード本体をご紹介します。
≪ミニマル≫は日本一コンパクトなレンジフードとして2007年に発売しました。コンパクトキッチン向けに必要最小限(MINIMAL)をコンセプトに開発しましたが、おかげさまで発売以来、大好評で生産が追いつかないほどです。ありがとうございます。


ロングヒットを続けている≪ミニマル≫ですが、開発する上で重要なポイントが2つあります。
【1】 日本で一番小さなレンジフードを作る
【2】 必要最低限の機能は残し、余計なものは全てそぎ落とす


シロッコファンまず【1】については、W450×H400×D400mmという極小サイズを設定しました。サイズが小さくなっても性能は落とせませんので、強力なシロッコファンをナント縦向きに設置しています。レンジフードとしての機能を維持できる最小サイズです。


次に【2】ですが、「レンジフードの照明って頻繁に使うの?」と照明を省いちゃいました。(照明を多用される方には申しわけありません・・・)しかし、これによりリーズナブルな価格を設定できました。さらに照明がない分、吸気スペースを広く取る事ができ、風量に余裕が出るのです。ちなみに《ミニマルは》BL基準の3型に相当する風量の試験結果が出ております。小さいけど力持ち・・・って感じですね。


ボタンあと、照明の他にもう一つそぎ落としたものがあります。「操作ボタンは切・弱・強の3つしか無いから3日も使えば覚えるよね・・・」という事でボタンのみで操作盤も省いちゃいました。もちろんここでもコストダウン。ボタンのみにしてしまうなど前代未聞だったようで、工場長は「ボタンの位置がズレる」と断固反対されていました。「責任は当社が持つ」と強行しましたが、今までボタンの位置がずれているというクレームを頂いたことはありません。


サンワカンパニーのものづくりはベースにMINIMALという考え方があります。決して「色々削って安くする」というものではありません。≪ミニマル≫においても、フィルター部分など「必要なところ」にはとことん拘っています。 オリジナルの金型を作り、油垂れを防ぐバーリング加工を施しています。油汚れが簡単に落ち、清掃性にも優れたオイルガード塗装も施しています。

バーリングフィルターオイルガード塗装


≪ミニマル≫シンプルなデザインでありながら機能も兼ね備えた当社自慢のオリジナル商品です。現在ではサイズバリエーション・アイランドパネルなども追加し、日々進化し続けています。もちろんメイド・イン・ジャパンですから、品質は折り紙つきです。これからも≪ミニマル≫をよろしくお願い致します。


>> レンジフード≪ミニマル≫の商品ページはコチラ