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April 2011アーカイブ

インセット引き戸 今までも何度か《ノッポ》についてご紹介してきましたが、今回は3月に新発売した『インセット片引き戸』と『クローゼット折れ戸』をご紹介します。

昨年春に『片開き戸』、秋に『アウトセット引き戸』と『クローゼット用(開き・引違)』の建具をリリース。

最新カタログの2011年春夏号では『インセット片引き戸』と『クローゼット折れ戸』を追加し、更にラインナップが増えました。ようやく《ノッポ》でお家まるごとコーディネートできるだけの品揃えができました。



建具にもファッションのようにブームがあり、最近の傾向は天井いっぱいまでの背の高い建具、枠を見せず建具のみを見せるアウトセットタイプや枠無の天井吊など LDKが広くなる最近の住宅事情を反映して間仕切りとして建具を使う場合が増えてきました。 間仕切りとして使う以上、壁一面に設置されることが多く、面積も広くインテリアにも影響することもあり、他の建具やフローリング、家具とのコーディネートも求められます。よく『この面材はどこのメーカーですか?手に入りますか?』というお問い合わせを受けますが、こだわればこそのご質問だと思います。


『インセット引き戸』をリリースするにあたり、すでに販売している『アウトセット引き戸』とどう差別化していくのか、どこに重点を置き開発するか検討が重ねられました。一口に引き戸と言っても機能も設置場所も異なります。アウトセット・インセットどちらもメリット・デメリットがあるのでそれぞれの特色を生かして商品化しました。


アウトセット引き戸 『アウトセット引き戸』は壁に下地があれば開口サイズに関係なく取り付けることも可能なため、リフォーム向きと言えそうです。見た目も枠が見えず扉だけが見えるすっきりとした納まりで、デザインで当社の『アウトセット引き戸』を採用していただいたお客様も多いです。

デザイン面や施工性がいい一方で扉と壁の間に隙間が空くので部屋間での密閉性が悪い、明かり漏れするなどのデメリットもありました。



このウィークポイントを解消するのが『インセット引き戸』とも言えます。枠の形状を少し変形させているので扉をぴっちり締めれば戸先からの明かり漏れはある程度防ぐことができます。また、当社の『アウトセット引き戸』は下荷重で戸車が下にあり床にレールを設置する必要がありますが、この『インセット引き戸』は吊戸車を採用しているので、下レールがないすっきりとした引き戸になっています。


インセット引き戸上部戸車インセット引き戸レールなし



同時にリリースした『クローゼット折れ戸』も当社独自のこだわりがあります。
折れ戸と言えば扉にハンドルがついているのが一般的ですが、すっきりしたデザインを追求しハンドルレスタイプの建具を採用しています。建具自体を手がかかるように加工し、どこでも手がかりになるようになっています。


クローゼット折れ戸



折れ戸手掛かり スッと入ったラインがお洒落でしょ? 実際にこの手のタイプの折れ戸は昔から高級マンションに採用されている形状で、ちょっとハイソな高級仕様です。あまり見かけないのもそういった理由からかもしれません。



折れ戸手掛かりこの折れ戸もW1626㎜までのサイズは下レールなしの扉固定タイプ。 W2422・3218㎜の2サイズは下レール有の扉フリータイプで展開しています。



建具の持つ意味も住空間の西洋化に伴い変わってきました。和室の襖や障子のように日本古来の建具は表が古くなれば張り替えが効き、ガラリとイメージを変えることも可能なフレキシブルなものでした。取り外しも容易で、部屋を箱の仕切り板のように襖で仕切っていたくらいです。 こういった建具は和室以外では見られなくなり、今の建具は建物にしっかり固定され部屋の一部になったことでフローリングや家具とのトータルコーディネートも求められる部材になりました。 お部屋のイメージを左右する脇役ですので是非、こだわって選んでほしいです。



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上海で開催されたセラミック展示会への出張がてら、会場から近い《ガーデンデッキ》の生産工場に行ってきました。近くと言っても車で片道4時間のドライブです。高速道路こそ整備されていますが郊外の道はまだまだ未整備で、尋常じゃない荷物を積んだバイクや自転車が行き交っています。


ガーデンデッキ生産工場 ようやく到着した工場は2007年設立と若い会社にも関わらず、敷地面積は15万m2を超え、従業員数700人、年に4万トンもの樹脂デッキ製品を出荷しています。


上海万博近年の成長著しく、商品開発と品質向上にとても積極的です。製品はほとんどがヨーロッパ向けですが、日本では私どもが輸入、販売しています。

昨年の上海万博にも納入実績があり、中国国内でも確実にシェアを拡大中です。


今年の春夏カタログでご紹介している《ワイドデッキ》もこの工場で生産しています。「世界一幅の広い樹脂デッキを作りたい」という当社の要望で出来上がりました。はじめは生産可能な最大サイズである幅261mmx長さ2200mmで試作してみましたが、重いだけでなく反りがひどいため使い物になりませんでした。重さは長さを1200mmにすることで改善できましたが、反りの問題はどうにも解決しませんでした。試行錯誤の末、反りを抑えるリブ加工を両面に施してみたところ、見事に反りを軽減させることに成功しました。


工場内の様子1工場内の様子2工場内の様子3

工場側も当社との商品開発で刺激を受けたのか、中国国内用に同じような幅の広いデッキ材を生産し始めたそうです。長いまま販売するらしく、反りは大丈夫なのか聞いたところ「中国ならば多少反っていても現場で修正できるから」とのこと。大陸的な返事だったのでそれ以上は突っ込みませんでした。


ワイドデッキ《ワイドデッキ》は4月下旬に発売予定です。
《ガーデンデッキ》共々よろしくお願いいたします。





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ドイツ・フランクフルトで2年に一度開催される見本市、ISH(International Sanitary and Heating)に行ってきました。 ISHは50年の歴史を誇る世界最大級の水まわり見本市で、ヨーロッパを中心に世界中から2000社以上の出展があります。来場者も20万人以上と毎回大盛況です。


ドイツISH2011 ドイツISH2011 ドイツISH2011 ドイツISH2011


スカラベオブースちなみに弊社でも取扱っているイタリアの洗面ボウルメーカー・スカラベオ(SCARABEO)社も出展していました。同社のブースは展示スペースというより店舗のような作りでとても目を引きました。主要な展示会ではこのような店舗風ブースが多いです。


スカラベオ社のブースでは《コング50R》《コング70R》を全面に押し出していました。ドイツと日本のマーケットが似ているということで、日本で人気の商品を選んだそうです。ヨーロッパでも注目されているメーカーだけあって多くの人が立ち止まっていました。


コング50Rコング70R


今回の展示会ではベーシックなものを好むドイツ向けの商品だけではありませんでした。もちろん中心はニーズの高いオーソドックスな製品ですが、少し変化球を求めた色違いや、側面だけゴールドにした遊び心、冒険心を加えたデザインが多くありました。


スカラベオ スカラベオ スカラベオ


SCARABEOISH2011 インビテーションカード 《コング50R》は2007年に日本で発売して以来の人気商品です。さまざまな店舗、物件にスペックされています。ですが実際に竣工写真をいただく機会が少なく、やや寂しく思います。もしも素敵な物件の写真、店舗の写真があればどしどし送ってください。
《写真受付フォーム》はコチラ

みなさまの力作を国際展示会でお披露目させていただきたいと強く願う今日この頃。次回のISHではスカラベオ社のブースの一角に施工写真を展示できるように、お写真お待ちしております。




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この度発生いたしました、東北地方太平洋沖地震におきましては、多くの被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。現在弊社で販売しております商品にも様々な影響が発生しており、とりわけキッチン機器に関しては流通がストップしているものも多々ございます。現在も刻々と状況は変化しており、最新情報を各商品ページにて対象機器を掲載させていただいておりますのでご参考いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


ミニキッチン クラシコ今回ご紹介する商品は、発売からわずか2ヶ月で驚異の売り上げ数を誇る《ミニキッチン クラシコ》です。

クラシコとは実はイタリア語で「古典的」という意味です。昔ながらのミニキッチンを古典的と言いながら新しいテイストでリデザインする、少々皮肉でしょうか?

そもそもミニキッチンとは何ぞや?と言いますと、ワンルームなどでよく見かける上から下まで囲いがされている小型のキッチンです。

昔からの普遍的デザインが受け継がれ、ミニキッチン=価格ありきというイメージも手伝って誰もデザインにメスを入れようとしませんでした。
美的感覚は時代によって移り変わるもの。ミニキッチンだって新しいデザインになってもいいじゃないか!ということで、開発がスタートしました。


手掛かり部分 先ず注目したのが天板とその下部。
弊社の人気商品である《プレーンKプティ》に倣い、厚さを13mmにして手掛かり部分にステンレスを施しました。これだけでもシャープさが全く違います。

扉上部に斜めカットを施しました目隠しを取りさって天板下から扉にしてしまうと、今度は取っ手の問題にぶち当たりました。バーを付けて取っ手にする案も浮上しましたが、それでは折角天板をシャープに仕上げた意味がなくなってしまいます。とはいえ手掛かり部分を奥まらせて空間を取ることも奥行500mmでは厳しい。
試行錯誤の結果、扉上部に斜めカットを施し、手掛かり用の空間がなくても滑らかな開閉が可能となりました。

吊戸棚と照明スイッチ1最後まで悩んだのが吊戸棚です。
これまでは上部の収納といえば網棚が定番でしたが、置いたものが丸見えになる上に埃も被ってしまいます。やはり見た目も使い勝手も扉のついた吊戸棚の方が良いだろうと、吊戸棚も設置することにしました。 ところで、ミニキッチンは先述の通り四方を囲う形状になっているため、配線の都合上換気扇と照明のスイッチもミニキッチン内に設置しなくてはならず、これがまた野暮ったい。それでも必要だからと設置してみたものの、やっぱりどうして野暮ったさは隠せません。

吊戸棚と照明スイッチ2そこで吊戸棚に目が行きました。吊戸棚の中なら見えないじゃないか!と思い立ち、吊戸棚の底に空間を設け、スイッチを設置することにしました。ただ、吊戸棚を毎回開けなければならないのは面倒なので、スイッチと扉の間に空間を設け、扉を開けなくても下から手を入れて操作できるようにしました。

サイレント金具また、吊戸棚にも扉にも、開閉音を軽減するサイレント金具を設置しています。取付位置は試行錯誤を重ね、吊元に近い位置に移動することでさらに滑らかに閉まるように工夫しています。

ミニキッチン クラシコ 一人暮らしのマンションでもアパートでも、
すっきりキマる《ミニキッチンクラシコ》

いつの日にか、「ミニキッチン?ああ、ワンルームにあるカッコイイやつでしょ?」と言われることを夢見て、今日も皆様の元へお届けします。


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