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June 2011アーカイブ

引出式水栓金具

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今週の6月22日は夏至でした。太陽の位置が1年で最も高くなり、昼間の時間が最も長くなる日です。冬至に比べ、昼間の時間は5時間弱も長いそうです。まだまだ梅雨真っ只中ではありますが、夏はもうすぐそこですね。


ショールームに来場いただいたお客様からこんなことを言われました。
『近頃は洗面ボウルが大きくなり隅っこの汚れが気になりだした。蛇口がホースみたく伸びれば掃除が楽なのに。』
この一言であることに気が付きました。


ラバンディーノ ペスカラエリッセコッコ


実は当社のトールタイプ水栓では引き出しタイプがまだ存在していないのです。これは急がねば・・・。


左:アローナトール 混合水栓/右:ボーグエクステ混合水栓アローナトール 混合水栓フィクサーエクステンデット 混合水栓M612


早速スケッチにとりかかります。カウンターに置く洗面ボウルにも対応できるトールタイプと、そうでない洗面ボウルにも対応できるタイプの2種類を兼用できる部材で検討をスタートしました。



デザインラフ:その1デザイン重視でいくとホースを収納しにくい・・・。機能重視でいくとデザインがイマイチ。



下向きはホースの動きが制限されるホースの引き出し・収納をスムーズに行うためには急角度は厳禁です。つまり本体に対して突き出ている蛇口部分が水平または下向きのデザインはダメということになります。 やはり基本機能は優先しないと。。。と、こんな形になりました。 しかしできるだけギリギリの角度をキープしたい・・・。



さんざん悩んだ結果、今回は新たに鋳物の金型を作成することになりました。

このデザインで!金型を作ります



納得の出来栄えです仕上がった部分がこれです。機能とデザインを上手くバランスするのが難しい水栓金具ですが、納得の出来になりました。




6/19は『父の日』でしたが、全国のお掃除担当のお父さんへの贈り物として検討してみてはいかがでしょうか。ホースも長めに設定しておりますので、多種多様な洗面ボウルに対応できますよ。


シュッとした(笑)デザインです大きいボウルでも隅々まで届きます
もちろん右の隅にも届きます曲がるー!



>> アスティ水栓金具の商品ページはコチラ

6月といえば梅雨というイメージもありますが、結婚式の季節でもありますね。震災以降、成婚カップルが増えているそうですが、数年後には『第三次ベビーブームは大震災後に起こった!』なんて記事が新聞に載るかもしれません。


ラウンジデコ最近の住宅の傾向はリビングを広くとる間取りが増え、がらんとした壁をデコレーションするアクセントウォールや壁面収納などダイナミックな家具を置くお家が増えてきたように思います。今回はそんな部屋のイメージをゴージャスに変身させる≪ラウンジ・デコ≫をご紹介します。



≪ラウンジ・デコ≫は、ホテルのラウンジをイメージして考案しました。ダークなヴェンゲの木目に底目地でラインを走らせています。この商品のこだわりポイントにこの底目地は大きな役割を果たしています。
当社の商品は極力目地が目立たないように作られたものが多いですが、この商品は逆に目地があることにより陰影を持たせ、目地だけでアクセントになるように設計しています。そのため、いかにキレイに又施工しやすくパネルを継ぐかという検討を何度も繰り返しました。



横目地の断面図■横目地

最長2400mmのパネルを継いでいる横目地はわずか厚さ4mmのパネルにオスメス実を加工して表現しています。細長い目地を均一に入れるのは現場では大変なこと。この大変な作業もこの加工なら下から施工するだけでキレイに目地を入れることができます。



■縦目地

この縦目地の入れ方が一番苦労したポイントです。厚み4mmのパネルの加工をするのに上下の加工はできても四方の加工はパネルが薄すぎて作ることはできませんでした。また、表面のシートの化粧範囲もパネルの素地や壁の下地が見えないように巻き込み処理をするなど様々な方法を検討、試作すること5パターン。たかが目地、されど目地。小さなことに拘ってこそ、全体の仕上がりが良くなるのだと実感しました。


四方目地付面材の試作四方の加工検証

四方のシート巻き込みができないか検証しましたが、どれも手作業が必要、また強度的にも問題があり断念。



アルミ目地縦目地検証(初回試作:アルミ目地)
異素材が入るので目地が目立ちすぎてしまい、他の素材を検討することに。



縦目地検証(2回目試作:樹脂製目地)
目地の高さがパネルより高い、パネルの下の地が見える可能性があるので他の目地材を検討することに。

樹脂製目地その1樹脂製目地その2

縦目地検証(最終決定目地)
横目地と縦目地の高さがぴったり合うように高さを調整しました。接着面を広くしパネルの裏に差し込んで固定することで、よれたり剥がれることがないよう変更しました。

最終決定目地施工例最終決定目地拡大


大きな巾木・廻り縁と出隅材■大きな巾木・廻り縁と出隅材

目地については実はパネルの厚みを厚くすればいくらでも思った通りのデザインにすることはできるのですが、それでは材料が余分にかかってしまいますし、この商品の命でもある陰影を持たせるためにはパネルは薄ければ薄いほど都合がよかったのです。
その理由はあえてゴツく作った巾木、廻り縁、コーナー材にあります。


コーナー材、エンド材の厚みは15mm幅120mmとかなり大きく、パネルとの厚み差は11mmあります。廻り縁・巾木も高さを120mmに設定し、ヨーロッパの大きなモールディングを現代風にアレンジしています。この大きくて厚みのある部材が華奢な5mmの底目地とマッチし、重厚感ある陰影とシックなイメージを作っているのです。



ヨーロッパテイストの住宅の大きなモールディングがなぜ日本の住宅に合わないのか?それはそこだけがゴツくてアンバランスだからです。大きなデコラティブなモールを使うのであれば、建具の枠や窓枠などもゴツくしていかないとちょっと変な空間になってしまいます。残念ながら、そういった部品をすべてヨーロッパテイストに合わせることは難しく何か一つが欠けるとどこか変な空間になってしまうのでしょうね。この商品は部材のサイズや厚み、見え方にまで徹底的に拘り部材を構成することで、狙った通りの空間ができるように開発しています。ぜひ広い壁にダイナミックに施工してみてほしいなぁと思いながら、追加生産をかけました。


>> ラウンジ・デコの商品ページはコチラ

ただ今梅雨真っ只中でジメジメする日が続いています。来月には梅雨も明けて暑い夏がやってきますが、今年は特に節電、エコがテーマの商品が人気です。すでに扇風機は昨年の4倍の売れ行きだそうです。


実は当社の《ラバーウッドフローリング》もエコ製品なのですがご存知でしたか?


南タイのゴム大規模農園まずラバーウッドとはゴムの木のことで、主に東南アジアの大規模農園で栽培されています。文字通り天然ゴムの樹液を採取でき、その樹脂が車のタイヤなど色々なゴム製品に加工されます。「ラバーウッドがエコ」なのは樹液を採取した後に秘密があります。ラバーウッドは植樹から約25年程度で樹液が取れなくなります。役目を終えたゴムの木は伐採され、今度は家具やフローリングなどに加工されます。このようにゴムの木は植樹から樹液の採取、伐採、製品加工まで無駄なく資源を活用出来ているのです。



伐採された原木は製材後に防虫処理を行い、各商品に加工されていきます。防虫処理は写真にあるような筒状の加圧注入機でホウ酸を注入します。よくゴキブリ駆除に使われるホウ酸ですね。こうすることで虫を寄せ付けず長く使える材料にしていくのです。ちなみにホウ酸は防虫効果こそ優秀ですが人体への影響は、誤飲しない限りはありませんのでご安心ください。

防虫剤注入機防虫剤注入機


F☆☆☆☆認定商品です当社の《ラバーウッドフローリング》はタイで作られています。現地の工場は日本のJAS(日本農林規格)認定工場でもあり、もちろん当社販売のフローリングもF☆☆☆☆認定商品です。工場を視察した際も最新設備が充実、さすがJASの認定を受けるだけのことはあります。他のラバーウッド工場でも最新設備を自慢されたのですが、同じ最新のはずが雲泥の差でした。《ラバーウッドフローリング》は大人気ですが、最近では中国マーケットへの輸出量が激増しているそうで工場もフル稼働です。


最新設備が充実した工場工場はフル稼働です


最後に余談ですが、やはり工場視察など出張すると現地のおいしい食事が楽しみですよね。昼食に連れて行っていただいたレストランはプライベートなら絶対選ばないであろう所で、正直「おなか痛くならないかな」と心配になりました。しかし、出てきた料理はどれもおいしく特にトムヤムクンには感動しました。今まで食べた中でも1番です。もちろんその後もお腹は痛くならず幸せな気分で工場視察を終えて帰ってきました。

連れて行っていただいたレストランですこの通り景色はきれいなのですが・・・


>> ラバーウッドフローリングの商品ページはコチラ

デュエット36今年の春に日本へ初上陸したファレーリ社は半世紀にわたりセラミック製品を作り続けている老舗メーカーです。社名の由来はFALERIIという土地の名前でローマより約60km、車で約1時間半のところにあります。



近頃、ヨーロッパでのトレンドはシャープでうすいデザインが主流です。その中にあってファレーリ社はゴツくて丸いデザインをたくさん発表していたのが目に留まり、当社で販売することにしました。まずは《デュエット36》からです。ヨーロッパの土は日本の土と比べて柔らかいので、美しい曲線の洗面ボウルを作ることができます。色についても(プロの目でなければわからないレベルですが)日本製のものよりやや透明感があるピュアな印象です。


展示会:ファレーリブース展示会:まるで路面店のようです


デュエット36は深めの13cmヨーロッパ製洗面ボウルはほとんどのもので深さが9cm前後です。しかし《デュエット36》は13cmと深く、シンク内寸もW57.6cmxD32.5cmと輸入品としては大きい部類に入ります。ボリュームのある洗面ボウルをお探しの方のために買い付けてきました。これならお年寄りやお子様が水しぶきを飛ばしてしまう心配も減るでしょう。各ショールームで展示しておりますのでお近くにお越しの際はぜひご覧ください。デザイン性を追求した専用タオルバーがついているセットもございますが、これはディテールにこだわりたい方にお奨めです。



デュエット36タオルバーセットデュエット36タオルバーセット 斜めからの様子


イタリアでは秋になれば新しい商品が次々発表されます。いち早くお届けしますのでご期待ください。



先日イタリア・レッジオエミリアにて1年に一度行われる「初夏の花の祭典」へ行ってきました。そこでサドルに花柄がプリントされた自転車に遭遇。オシャレすぎたので思わず写真を撮りました(左下の写真です。見にくいかも~)。イタリアのデザインはほんとにユニークで美しいです。これからもデザインの国イタリアから色々なものを紹介していきます。


オシャレな自転車が!初夏の花の祭典町中が花であふれています


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