5月に発売してから好評を博しているザ・Pタイルにはライムストーン、ブラック、ホワイトの三色があります。この中で一番こだわったのはライムストーンです。様々なこだわりから3点ほどご紹介したいと思います。
落ち着いた空間の秘訣は大判化
一般的なPタイルは304.8×304.8mmなのですが、リビングなどの広いスペースに貼ると目地(ライン)が数多く出てしまう上に柄が小さく表現されてしまうので落ち着きません。今回は457.2×457.2mmにすることでゆったりとした空間を演出できるようになりました。大判化に伴って厚みを2mmから3mmにしています。強度が増し、下地の不陸(凸凹)が表に出にくくなります。
Pタイル特有の柄を活かしたデザイン
ライムストーンとは炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩=石灰岩のことです。ヨーロッパの教会やルーブル美術館など色々な建築物で使用され、現代ではデパートやブランドショップなどで見かけます。大理石とは違うマットで柔らかい質感と落ち着いた模様が建築家に好まれているのです。これをPタイルで再現しようとしましたが、Pタイル特有のきつい流れ模様に悩まされました。普通に作るとどうしても出てしまうので、微妙な色と材料の分量調整で少しずつ薄い柄に近づけていきました。
これまでにないマット感
塩ビタイルと言えばテカテカしているのが一般的です。しかし、光沢のあるライムストーンなどライムストーンではありません。水磨き仕上げでしか味わえないマット感を追い求めて試行錯誤しました。最終的には樹脂の配合と最終の仕上げ工程がポイントになり、何とも言えないマットな質感を表現することができました。
このように色々なこだわりが詰まっているPタイルですが、開発にあたっては某大手メーカーにご協力を頂きました。細かな仕様設定に対しても短期間で仕上げていただけたので、とてもスムースに開発が進みました。ここでお礼を申し上げたいと思います。《ザ・Pタイル》は各ショールームで手に取ってご覧いただけるのですが、これって本当にPタイル??と思わせるぐらいのインパクトがあると思います。「この品質でこの価格」を必ず実感して頂ける逸品です。













