5月の折り返しも目前に迫りました昨今、日差しが早くも夏を感じさせる様相となってまいりました。ゴールデンウィークが終わりを告げてから1週間となりますが、皆さんは休みボケ、引きずっていませんか?この暖かい日差しの中、お昼寝できればどんなにか幸せだろうかと、休みボケ全開で考えていませんか?頷かれた方、私と気が合いそうです。
そんな寝ぼけた話はさておいて、今回は先月に新発売されてからすでに大好評をいただいております、
システムキッチン≪コントルノ≫についてお話したいと思います。

コントルノはキッチン本体から吊戸棚、レンジフード、加熱機器、水栓まで揃った、オールインワンのシステムキッチンです。デザイン性を追及し、しかしそこは皆様の味方、価格は¥269,000~と、とってもローコスト。
ショールームで実物をご覧いただいたお客様には「え?これ全部でこの価格!?安っ!!」と驚愕の感想を頂くキッチンです(笑)。
高さ850mmという収納力抜群の吊戸棚、大きなお鍋だってお任せのジャンボシンク、高級レールを採用した引き出し・・・等々。見た目だけではなく機能性も追及したサンワカンパニー渾身の一作です。が、その分色々な苦労がありました・・・。少々そのエピソードと製品名秘話についてお話したいと思います。
コントルノ(Contorno)という言葉ですが、これはイタリア語です。カタログやウェブサイトにはイタリア語の綴りが書いてあるのですが、アルファベットを見るとローマ字読みをしてしまう日本人の私は初見で思いっきりコントーノと読みました・・・。
そんな読めない綴りのコントルノの意味は「輪郭」というシンプルなもの。何故「輪郭」という名前がついているのか。それはキッチンを囲うステンレスの枠にあります。
天板と同じ13mm厚のステンレス製サイドパネルがキッチンの側面に設置されているため、このようにステンレスに縁取られたように見えているのです。輸入家具のようなシャープな印象を与える、そこいらのキッチンとはちょっと違うハイデザインのキッチンに仕上がっています。ステンレスの「輪郭」に縁取られているキッチンだからこそ「コントルノ」。名が体を現すとは、まさにこのことですね。
「サンワカンパニーって白いキッチンばっかりだね」と言われ続けて幾年月(え?長すぎる?)、ついに発売されたのが自然な木目調のナチュラル色と高級感溢れる木目調ダーク色をラインナップしたコントルノです。
この木目に使用したのはオレフィンシートという素材で、燃やしても塩素系ガスが発生しないエコロジーな素材です。凹凸の表現が素晴らしく、まるで本物の木目のような仕上がりになるのが特徴です。まぁ、やっぱりホワイト色もある訳ですが。こちらも同じオレフィンシートを使用しており、マットなホワイト色でとても清潔感があります(そもそも、カラーキッチンは以前にも取り扱っていたことはあるにはあったのですが、輸入キッチンで超がつく高級品だった為、皆様の記憶にほとんど残っていないようです・・・トホホ)。
それはさておき、第一回目の試作品はダーク色で製作いたしました。ついにサンワカンパニーでもカラーのキッチンが!と到着前から早くもウキウキする開発チーム一同(笑)そしてついに到着&設置!

どーーーーん!(笑)
おおおすごい、かっこいい!!!予想以上のデザイン性に一同舞い上がりながらも製品検品を開始します。扉動作や細部の収まり、使い勝手まで徹底的に調べ上げていきます。シンクが使いやすいか、キッチン前で実際に立って動作を行っていた時にふと、引き出しの隙間が目に留まりました。
※分かりやすく天板を外した写真にしてみました。
・・・白い。手掛け部分が中に手を入れて引き出す形状である上、手が掛かりやすいよう取っ手部分に45度の斜めカットを施しているため、上から見ると本体ボックス上部が丸見えになっていたのです。扉の面材がダークだからかもしれませんが、これはあまりにも目立ちます。特に、この奥、正面から見える部分にはステンレスが貼られているため、光が反射してステンレスまでに真っ白に見えてしまっています。
私「ここにも(指差しつつ)ステンレス貼ってください」
工場の職人「え・・・・、こ、ここもですか?」
私「はい、ここです。目立ちます、お客様も絶対気になります」
工場の職人「わ、分かりました!」
そんな細かいところまで!?と困惑する工場の職人さんに無理を言い、後日ステンレスを工場にてカットし、貼ってもらいました。
うん、美しい!満場一致で、ステンレスを貼ることで決定したのでした。こういう細い場所にステンレスを切って貼るのは中々に手間のかかることなので見落としがちですが、こういう細部をきっちり仕上げてやると更にデザイン性が向上するのです。凝り性が多いサンワカンパニーでは、こういう重箱の隅を突付くような修正を何度も重ね、皆さんのお手元に届く製品を日々作り上げているのです。
他にも数多の苦労と改良を重ねた結果、今のコントルノがあるのですが、それはまたの機会にお話させていただければと思います。≪コントルノ≫の魅力は
こちらのページでも一杯紹介させていただいておりますので是非そちらもご覧下さいませ。
写真の前に立っている花嫁さんの傍を、うろちょろする怪しい開発者の姿が見える・・・かも?
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