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フローリングの最近のブログ記事

北欧家具とフローリング突然ですがみなさんスウェーデンといえば何を思い出されるでしょうか。福祉国家、スウェーデン王国、ノーベル賞、ファッションならH&M。そして北欧を代表する家具メーカーIKEA。木のぬくもりを大事にした北欧家具が持てはやされる昨今、林業先進国のスウェーデンから2011年秋にデビューしたパインフローリングウッドパネルを紹介します。



パインフローリングといえばサンワカンパニーでは元々フィンランド産パインを輸入していました。しかし残念ながらヨーロッパの経済危機の波にのまれ、昨年他の会社に合併されてしまいました。品質も良く皆様にも好評頂いていた製品だけに非常に残念で、人気アイテムが無くなってしまうのも非常に痛かったです。


セドラ社ロゴマーク何とかしたいと思い、北欧各国の商工会議所や大使館経由で新しい仕入れ先を探し始めました。そこでスウェーデンを代表する木材総合メーカーのSODRA社と取引が開始されました。早速アジア担当者が来日しトントン拍子でフローリングとパイン、バーチのウッドパネルの採用が決まりました。



スウェーデンでは100年以上前から計画的な植林と伐採のシステムが構築され、樹齢80年以上の材でないと伐採出来ません。それらの木材で作られる製品は木目の詰まった美しい仕上がりになるのです。木目が詰まっているので肌触りも良く、長持ちもします。私個人としては香りがとても気に入っています。フローリングのサンプルをデスクに置いているだけでもリラックスできます。床や壁一面に施工したらどんなにいい香りの家になるのだろうとワクワクします。家にいながら森林浴といったところでしょうか。


部屋に居ながら森林浴?


パインはフローリングウッドパネルをご用意しました。ソフトウッドの代表格パインは品質も安定していて価格もリーズナブルです。ぜひ木のぬくもりを感じてください。ウッドパネルではバーチ(カバノキ)もあります。パインより節が少なく部分的に放射杢があります。広い面積にお使いいただければお部屋も明るくなります。


最後に、天然木の無垢材というのは製品になっても呼吸をしています。夏の湿気が多いときには膨らみ、冬の乾燥した時期には収縮します。ただその変化を繰りかえすことによって安定し、表面は飴色になり艶が出てきます。当社が販売するパインフローリングやウッドパネルもそんな風に長くご使用いただければ幸いです。



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今回は建築家の皆様から長年にわたりご愛用頂いている≪ワイドカーマス≫フローリングをご紹介いたします。≪ワイドカーマス≫は15年前に弊社が企画・開発した遮音フローリングです。発売当初から直貼り、幅広、遮音性能LL45と三拍子そろったフローリングでこれまでに数十万m2の納入実績があります。



ワイドカーマスワイドカーマス



ワイドカーマス≪ワイドカーマス≫にはルーツがあります。原型となったのは約24年前に同じく弊社で開発したカーマスフローリングというオリジナル製品です。贅択にも厚さが1mmもあるナラの単板を使い、RCに直張りできる遮音フローリングでした。カーマスの語源は「静かな」という意味合いで、当時は直貼り遮音フローリングの先駆けとして、業界では非常に話題になりました。ワイドカーマスはカーマスフローリングを元に「仕上がり美しさ」や「グレード感」を求めた末に企画されました。遮音フローリングが一般化して、性能だけで使っていただけることを予想してのことでしたが、結果的にロングセラーとなりました。



実は≪ワイドカーマス≫は私がこの会社で初めて開発に携わった商品で、わが子の様に愛着のある商品です。当時はもちろんインターネット販売もしていなかったのですが、分譲マンションなどで多く採用していただき、「ナチュラルな素材感がよかった」などの声をいただいたのが記憶に残っています。


現在では、高級樹種であるブラックウォールナット・ゼブラなどを含む6種類のバリエーションで展開をしております。日本製の高いクオリティーと一枚単板を使った贅沢な意匠面で超お勧めの逸品です。合わせて非遮音タイプ(戸建・二重床用)の≪ユーロプランク≫もワイドカーマス同様に広幅に拘った商品なのでよろしくお願いします。


ワイドカーマス



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ただ今梅雨真っ只中でジメジメする日が続いています。来月には梅雨も明けて暑い夏がやってきますが、今年は特に節電、エコがテーマの商品が人気です。すでに扇風機は昨年の4倍の売れ行きだそうです。


実は当社の《ラバーウッドフローリング》もエコ製品なのですがご存知でしたか?


南タイのゴム大規模農園まずラバーウッドとはゴムの木のことで、主に東南アジアの大規模農園で栽培されています。文字通り天然ゴムの樹液を採取でき、その樹脂が車のタイヤなど色々なゴム製品に加工されます。「ラバーウッドがエコ」なのは樹液を採取した後に秘密があります。ラバーウッドは植樹から約25年程度で樹液が取れなくなります。役目を終えたゴムの木は伐採され、今度は家具やフローリングなどに加工されます。このようにゴムの木は植樹から樹液の採取、伐採、製品加工まで無駄なく資源を活用出来ているのです。



伐採された原木は製材後に防虫処理を行い、各商品に加工されていきます。防虫処理は写真にあるような筒状の加圧注入機でホウ酸を注入します。よくゴキブリ駆除に使われるホウ酸ですね。こうすることで虫を寄せ付けず長く使える材料にしていくのです。ちなみにホウ酸は防虫効果こそ優秀ですが人体への影響は、誤飲しない限りはありませんのでご安心ください。

防虫剤注入機防虫剤注入機


F☆☆☆☆認定商品です当社の《ラバーウッドフローリング》はタイで作られています。現地の工場は日本のJAS(日本農林規格)認定工場でもあり、もちろん当社販売のフローリングもF☆☆☆☆認定商品です。工場を視察した際も最新設備が充実、さすがJASの認定を受けるだけのことはあります。他のラバーウッド工場でも最新設備を自慢されたのですが、同じ最新のはずが雲泥の差でした。《ラバーウッドフローリング》は大人気ですが、最近では中国マーケットへの輸出量が激増しているそうで工場もフル稼働です。


最新設備が充実した工場工場はフル稼働です


最後に余談ですが、やはり工場視察など出張すると現地のおいしい食事が楽しみですよね。昼食に連れて行っていただいたレストランはプライベートなら絶対選ばないであろう所で、正直「おなか痛くならないかな」と心配になりました。しかし、出てきた料理はどれもおいしく特にトムヤムクンには感動しました。今まで食べた中でも1番です。もちろんその後もお腹は痛くならず幸せな気分で工場視察を終えて帰ってきました。

連れて行っていただいたレストランですこの通り景色はきれいなのですが・・・


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合板フローリング 今回は木製品によく使われる合板材料価格の高騰と、その問題に正面から取り組んだフローリング 《ダブルプランク》のニュースをお伝えします。



合板はキッチン・洗面台などの箱物製品から、フローリングといった床材製品まで幅広く使用されています。合板価格の高騰は建築業界にとって非常に懸念される問題の一つです。高騰の主な要因は下記の通りです。


合板価格高騰の要因



ダブルプランク1施工例1 このように日本を取り巻く木材環境は厳しい状況ですが、日本国内では2002年頃から、構造用合板については海外からの輸入合板だけに依存せず、国内の針葉樹合板を活用する動きが活発になっています。

弊社でも最新のフローリング 《ダブルプランク》ではフローリングの基材にファルカータなどの植林木を採用し始めました。



ダブルプランク施工例2 ファルカータはマメ科の広葉樹で南洋桐とも呼ばれますが桐とは全く関係ありません。成長がとても早く、5~6年で直径約30cmにもなります。軽量なため、伐採時や輸送時でも運びやすい(輸送コストを抑えられる)というメリットがあります。また材質が柔らかく加工性にも優れているため、家具用の芯材からマッチの軸木まで幅広く使われています。一方でフローリングの基材としては強度が十分とは言えませんが、基材と仕上材との間に硬質シートを入れる事により強度補完いたしました。



植林木を活用したことで価格の安定化を実現した《ダブルプランク》ですが、天然資材を無駄遣いしないエコな製品でもあります。これからもこんな製品を世の中に出していけたらと思います。



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今回は試行錯誤を重ね、ようやく完成した《ウズック》《ア・ラ・ノコメ》をご紹介いたします。

《ウズック》は浮造(うづくり)技法を使い木目を浮き上がらせより美しい木目に仕上げたフローリング。
そして、《ア・ラ・ノコメ》は表面に凹凸があり滑りにくく、ペットにも優しいフローリングです。共に表面に4mmの厚単板を使用した3層構造の積層フローリングです。住宅だけでなく店舗にもご使用いただけます。

ウズックア・ラ・ノコメ



表面材には、木目が美しいロシア・中国産のホワイトオーク材を使用しています。原木からカットや乾燥を繰り返し、製材する事で、幅189×長さ1820×厚さ4mmの引き板(なんと一枚もの!)を表面に使用する事ができました。 中間層には、厚さ7mmロシア産パイン材を使用。下層は反りのことも考えて表面材の特徴(伸縮率・比重)と近い、タモ・ナラ・カバ材の厚さ4mmの板材を使用しています。これらの3種の素材をプレスし、厚さ15mmの板材に仕上げ、製品サイズにカットします。

製材1製材2



■《ウズック》の表面加工

浮造り加工は鉄製の円柱になったブラシを回転させて表面を削っていく製法で、夏目(春から夏にかけて育った柔らかい部分)が削られ、冬目(秋から冬に育った固い部分)が残り、木目の表情がより豊かで立体的に表現されます。仕上がり具合を見ながら機械に2回ほど通します。

ウズクリ機械ウズクリ表面



■《ア・ラ・ノコメ》の表面加工

《ア・ラ・ノコメ》は、板を製材するチェーンソーの様な機械に2回通し、粗鋸目(あらのこめ)加工を行い、さらに浮造り加工もしています。この作業が商品化をするうえで最もこだわった部分になります。機械に通す速度を微妙に変えたり、歯の当り方や深さを微調整するなど、何度も試行錯誤を重ねてようやく今の表情を出すことができました。次に実(サネ)加工と同時に面取り加工を行います。

ノコメ機械ノコメ仕上



このように、通常のフローリングでは行われない、浮造りや粗鋸目のような特殊な加工を行うことにより、よりオリジナリティ溢れる商品に仕上っています。


最後に塗装工程ですが、塗料はUV(紫外線)で硬化する塗料を使用し、艶消しタイプで仕上げています。
色付け・シーラー処理をそれぞれ3回繰り返し、最後に艶消しのトップコートを2回行いますので、合計8回の塗装をする事になります。

UV塗装



これだけ手間ひまを掛けて仕上げた商品なのに価格はリーズナブル。

当社イチ押しのフローリングです。

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ユーカリ11月も中旬に入り、紅葉が楽しめる季節になりましたね。今年も残すところあと1か月ちょっと・・・。クリスマスのウキウキ感より今年がもう終わってしまう空しさのほうが強い今日この頃です。 今回はちょっと変わり者の新商品《ユーカリパーケット》をご紹介します。



ユーカリは皆さんご存知のコアラが主食としているあのユーカリです。ユーカリ材の建材はまだ多くありませんが、最近では成長が早い材木として注目されています。成長の早い木材は軽く柔らかいため床材に向かないことが多いのですが、ユーカリ材は床材として使える強度がありながら比重も軽い「いいことづくし」の材料です。《ユーカリパーケット》では表面の単板にユーカリ材を使用しました。他にも色々といいことがありますが詳しくはこちらでご紹介しています


そんなユーカリ材ですが内装の仕上げ材としてはちょっと使いにくい点も何点かあります。
ユーカリには独特のガムベインという黒い筋状の成分や生き節が見られる場合があります。キャラクター(個性)の強い木目や、細い木が多いユーカリは節も多く、節が嫌いな方が多い日本人には受け入れられ難いのだと思います。では、なぜそんなユーカリをわざわざ製品化したのか!?それはこの商品のコンセプトが『汚いフローリング』だったからです!(実際、商品名が決まるまでは『汚いフローリング』と呼ばれていました。)

ガムベイン生き節



こんなことを書くとフローリングメーカーさんに怒られそうですが、きれいなものを作ることはさほど難しくありません。木目のきれいな単板に流行の色に着色し、長持ちする塗装でメンテナンス性をよくするだけです。色ムラのないシートのようなフローリングが求められるのは、「いかにきれいな状態が長持ちするか」に重点が置かれているからでしょうか。天然の良さよりも統一感を重視されているのは残念ではありますが好みがありますから仕方がないことなのでしょう。
そんな『キレイな』フローリングが多い中、《ユーカリパーケット》はあえて何年も使い古したようなユーズド感のある汚れたフローリングというコンセプトで製品化されました。正に発想の転換!最初から汚れているフローリングを商品化するなんてちょっとした冒険です。


汚れていることがコンセプトと言っても、泥だらけの商品を誰が使うでしょう?汚れであって汚れでない。そんなフローリングにするために様々な方法で『汚し方』を考えました。汚す方法は企業秘密ですがちょっとだけこの工程をご紹介しちゃいます。


ユーカリパーケット ナチュラルができるまで

ユーカリ単板合板に貼る前の単板です。土足で使えるように1.5mmの厚単板を使用しています。節はありますが、色も鮮やかで杉のような感じです。
ユーカリ着色工程前合板に貼り 実加工をした後、汚し工程に入ります。実は灰色に一旦着色してそのあと秘密の工程でこの灰色を除去しています。
ユーカリ汚し後汚し工程が終わったナチュラルです。ユーズド感ができてきました。
ユーカリ乾燥棚干しその後秘密の工程を重ね、一枚一枚オイル塗装をした後 乾燥させます。
ナチュラル完成品完成です。



ユーカリパーケットこの商品は600×600mmでフローリングとしては珍しいサイズです。このサイズを選んだのは、タイルのように柄方向を市松にしたり、色を組み合わせるなど同じ方向に貼るのではなく組み合わせてデザインできるからです。こちらの写真のように壁材としてお使いいただくこともできます。汚れたような表情でちょっとササクレていたり凸凹しているような感じに思われるかもしれませんが、内装としても使えるようスムースな肌触りに仕上げていますのでちょっと小技の効いたフローリングをお探しの方は是非ご検討いただきたいです。



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ようやく朝夕が涼しくなってきましたね。寝苦しい夜も少しはおさまり、クーラーかけずに寝ることが出来るようになりました。早く秋がきてほしいです。食べ物がおいしい季節ですしね。ダイエッターには厳しい季節ですが。。。


フィンランドパインのフローリング先週は主にイタリアの夏休みをご紹介しましたが、今回ご紹介する≪フィンランドパイン≫のフィンランドは北欧らしく1ヶ月早い7月が夏休みでした。フィンランド人もホリデーの過ごし方は山派、海派に分かれているそうです。ちなみにラルデラ社(フィンランドパインの製造元)のサルミネンさんは山へキャンプに行ったそうです。夏が短いので太陽をいっぱい浴びてきたんでしょうね。


パインフローリングは日本でも非常に人気あります。リーズナブルな価格と天然木特有の質感がナチュラル志向の建物にマッチするからです。当社は30年に渡って海外製品を輸入していますが、海外の展示会では魅力ある製品に出会うことが多いです。実際、≪フィンランドパイン≫もヨーロッパの展示会で見つけたものです。メーカーであるラルデラ社は年間2000立米以上の木材を加工し、その95%をヨーロッパを中心に世界各国に輸出しているとのこと。すでに北米産のパイン材は取り扱っていましたが、北欧産の松も高品質で木目が詰まっているだけでなく肌触りも滑らかでした。一目ぼれして仕入れようとしましたが、価格がなかなか当社のターゲット価格に合いません。後は価格だけなのに。急遽本社から取り寄せた弊社の販売実績を紹介しながら粘り強く交渉を重ねたところ、ようやくこちらの希望価格に辿り着きました。


フィンランドパインの工場その1フィンランドパインの工場その2


そんな苦労もあった≪フィンランドパイン≫は発売から5年が経ちました。大きなクレームを頂くこともなく、品質も安定しているので安心して販売できます。品質といえば、ラルデラ社はPEFCプログラム(森林が持続可能な方法で適切に管理されていることを証明する世界最大の森林認証制度)の認証を受け、環境保護にも貢献している会社です。来月早々にも担当者が来日しますが、新任の担当者とは初対面なので少し緊張しています。今年の秋・冬はノルディック柄が流行るらしいですよ。皆様もぜひ当社のパインフローリングで北欧スタイルを楽しんでください。

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今回はこの春に新登場したばかりの最新フローリング、《アッシュボーン》と《アッシュプランク》をご紹介させて頂きます。開発した私が言うのもなんですが、高意匠・高機能・ローコスト・ハイクオリティーの四拍子そろった非常に良い製品に仕上がっております。自信を持ってお勧めする逸品です。

ash-02.jpg<豊かな表情とフラットな仕上がりを目指しました。>
合板(複合)フローリングは表面に突板(単板)という薄い板を使用します。これがフローリングの「顔」になります。本製品の突板はホワイト・アッシュ(北米産)を約0.3mmにスライスしたものを使用しています。ホワイト・アッシュは野球のバットやギター、家具などにも多く使われている非常にポピュラーな木です。独特な木目で導管も深く、豊かな表情が化粧材にバッチリです。

一般的なフローリングでは表面単板のジョイント部分に必ずといっていいほど飾り目地が入っています。本製品では面の一体感を出す為、飾り目地をあえて入れませんでした。フローリングの面取り部分も一般的な1mmに対して0.6mmにするなど、徹底的に床の「線」を消していきました。

ash-01.jpgここが意匠面の大きなポイントで、一体感のあるフラットな仕上がりになるのです。すっきり見せる効果だけではなく、空間を広く感じさせてくれるでしょう。


<充実の機能面>
次に機能面についてご紹介させていただきます。本製品はホルムアルデヒド放散量基準の最上位、F☆☆☆☆を取得してます。直貼り仕様の《アッシュボーン》においては遮音性能LL45もクリアーしています。ここまでは「当然備えているべき」機能ですが、これだけではありません。なんと大阪ガスの床暖房適合品(現在大阪ガスに申請中)なのです。更には特殊なシートを挟み込む事でキャスターキズなどに対する耐性を高めました。でも100%キズがつかないわけではありませんので、念のために必ずチェアマットを使用して下さいね。

<1坪あたり¥10,000円を切る価格>
《アッシュボーン》と《アッシュプランク》は100年近い歴史を持つ木材系企業で製造しているメイド・イン・ジャパン製品です。これだけの逸品ですから工場側から「¥15,000ぐらいで販売してはどうか」と提案もありました。しかし私は「坪あたり¥10,000円を切らなければ意味がない」とキッパリ言いました。価格も価値の一部です、私には初めから¥2,980/m2という価格しか頭にありませんでした。
その後、デザインや工程の見直しなど全員が必死に取り組んだ結果、《アッシュプランク》で¥2,980/m2=坪あたり¥9,834を実現いたしました。

品質や機能だけでなく価格までこだわりぬいた《アッシュボーン》と《アッシュプランク》は国内最高峰のフローリングだと自負しています。ぜひショールームやサンプルなどで実物をご覧下さい。

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100212_img02.jpg今回は入荷したばかり、できたてほやほやの≪オークリッジカーサ≫についてご紹介します。
昨年8月に生産工場が変わったことで商品がない時期があり、大変申し訳ありませんでした。
お待たせした分、品質、色合い共にご満足いただける商品ができあがりました。

オークリッジカーサの基材にあたるオーク材はヨーロッパでは家具やフローリング、ウィスキーやワインの樽の材料などに広く使われる材料で、日本ではナラ(楢)と呼ばれています。ミズナラという品種にあたるそうですが、かつては日本からも海外へ輸出されていたこともありました。当時はその価値に気がつかず二束三文で輸出し、ヨーロッパで高級家具に加工されて高値で販売されたそうですが、もったいない話ですね。

オークは木肌が中程度から粗めの堅い木材です。特に柾目面では美しい木目がはっきり現れます。
また、虎斑(とらふ)と呼ばれる虎の斑紋を連想させる模様も特徴で、フローリングにはもってこいの材料です。塗装しても木の雰囲気が際立つため、当社では部屋に馴染むカラーを4色そろえています。

商品化にあたり一番大変だったのがこの色出しでした。こちらの希望する仕上がりを実現するために幾度も試作を作りました。色合いだけでなく塗装の載り具合やテカリなど、こちらが求める微妙な違いを工場側に理解してもらうことはとても大変でした。
私はフローリングの良し悪しは『どの材を選ぶのか』より『塗装にある』と思っています。その一番の理由が『木目を生かせるかどうか』だからです。現地の工場にはそういった感覚がないようで、この指導はかなり苦労しました。

100212_img01.jpg
写真の下に並んでいるのが試作品、上は完成品です。写真ではわかりにくいですが試作品は木目の導管に色が入りすぎたため、陰影が強く出すぎてちょっと野暮ったくなっています。対して完成品はそれが改善され木目もナチュラルに出ています。トーンも統一されて「うるさくない」丁度いい感じの木目が表現できました。

≪オークリッジカーサ≫は集成材にしているので、無垢フローリングでよくある反りやねじれなどが起きにくくなっています。また一本の木から使えるところを最大限に使って製材しますので、切り出す場所によって様々な表情を見せてくれます。この小さなピース一つ一つが奥行きのある重厚な印象を与えてくれるのに一役かっています。これも木目が生きてこその特徴です。
オーク材には十分な強度がありますが、さらにUV塗装を5回塗って表面強度を高めました。店舗などの重歩行にもおすすめです。

内装材といえばインテリアや家具に目が行きますが、フローリングはとても重要なポイントです。数多あるフローリングから部屋にマッチしたものを選ぶことは「自分好みの部屋に仕上がるかどうか」に直結しますから。
当社がフローリングにこだわるのも部屋のトーンや印象を決めるのがフローリングだからです。建具(ドア)や窓枠などもフローリングをベースにカラーを選ぶことが多いです。お金をかける場所は目線から離れれば離れるほど軽視されがちですが、影の支配者≪床材≫の存在をお忘れなく。

余談ですが、春のカタログではびっくりするようなフローリングがお目見えする予定ですので、お楽しみに。

≫ 集成材フローリング オークリッジカーサの商品ページはコチラ


中歩行用で土足に対応、床暖房も可能なフローリングの商品開発をしています。2006年春頃から合板が急騰しているので、MDFの基材も考慮に入れて様々な実験を繰り返しています。しかしMDFの床材は湿気の多い日本の気候には適してないようです。基材の開発(HDF、MDF)も別途掲載しておきましたので是非ともご一読下さい。国産のフローリングは表面にローリング単板(丸太を回転させて大きなカンナのような刃を当て木を薄く削ぐ方法)を張り付けます。単板の厚さは0.3mmで、皆さんが会社で使っているコピー用紙の厚さと同じです。

この単板を厚さ9mmや12mmのベニヤに接着し、ホットプレスして表面を塗装したらフローリングの完成です。塗装には耐摩耗性を上げるためにセラミック塗料が使用されます。セラミック塗料には陶磁器の微粉末が混入されています。原理は簡単で0.3mmのサンド・ペーパーがベニアに張り付けてあると考えて下さい。もちろん実際のセラミック・パウダーは女性のお化粧で使うファンデーション位の滑らかさですから、サンドペーパーのようにザラザラはしていません。

つまり国産のフローリングは、ほとんど塗装で表面が守られているのです。フローリング単板の木目も絶対に自然界に存在しません。マンションの販売パンフレットには『リビングは全面フローリング張りで...』なんて書かれていますが、正確には『全面ベニア張り』が正しいと思うんですが...。一言多いですか?工場のラインはサネ加工、塗装から梱包まで一貫体制ですが、単板の工程だけが人手に頼らなければなりません。国内のどんな家具工場でもこの単板の張り付けと補修作業には手間取っています。

左の写真はヨーロッパのフローリング工場ですが、おばさんが一人で単板の縫い合わせ(ラバーステッチ)をしています。ヨーロッパのプランク材は表面が厚さ0.6mmでスライス単板が標準です。土足で重歩行用なので耐摩耗性は日本のフローリングの8倍もあります。ところで、商品開発をしながら思うのですが、均一な木目、遮音、床暖などなど、本来『木』には求めるべきでない機能を追求していることに矛盾を感じます。日本の建築って、どうも違う方向を走っているなと思いつつ伴走してますが、ちょっとでも本物が作れたらと思って試行錯誤を繰り返しています。
裏面の特殊フェルトは遮音の効果だけでなく、不快な歩行感(フワフワ感)を低減させるために適度の硬度を保たせております。この硬度のバランスはフェルトの量を加減して維持します。繊維量が多いと硬くなりますが、遮音効果は落ちます。反対に少ないと遮音効果は高くなりますが、フローリング部分のサネ泣きや割れ・欠けが発生します。



また、施工時の接着剤をフェルトが含浸して硬化すると遮音効果は低減します。そのために不織布で接着剤の浸透を防ぎました。柔らかい緩衝材付のフローリングは長期間使用していますとヘタリ現象で、重歩行部分の遮音効果が無くなる場合があります。遮音用の表面単板も明るい樹種は地透(じすけ)を起こして、下地の合板の色を浮き上がらせてしまいます。



これらの問題を克服して生まれたのがワイドカーマスです。1985年より全国6500戸のマンションでご愛用頂いております(2005年5月末現在)。

floor01-01.jpg広い幅のフローリングは部屋をすっきりと広く見せてくれます。しかし、表面の単板や合板は大判になるとそれだけ伸縮も大きくなります。強化塗装もセラミックを混入してUV照射で硬度を高めていますので、伸縮が激しいとヒビ割れの原因になります。






floor01-02.jpg試験は80℃で8時間加熱し、4時間冷却します。この12時間が1サイクルで、これを100サイクル行い、その後に 80℃の連続加熱で300時間耐久試験をします。試験の日数は62.5日必要です。濡れた布を置いて水の浸透具合を検査するのは、こぼれた水が乾燥したときのシミの状況を見るためです。カーペット片で蓄熱を計測するのは、低温火傷を防ぐ目的です。




なんども実験を繰返して、商品に改良を加えて当社の床暖対応商品は生まれました。床暖の過酷な試験に対応できれば大判フローリングの伸縮の問題は日常の生活では問題なく使用していただけると考えました。表面の単板も大判ですし、合板もクロスラミネート素材を使用した贅沢なスペックです。

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