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その他の商品の最近のブログ記事

ハンドレール


モダン住宅の階段今回は新商品の≪ハンドレール≫についてです。
最近のモダンと呼ばれる住宅を見ていると、手すりを「消したい」方が多いように感じます。フラットバー的な手摺でより細くしたり、はたまた踏板だけ壁から出ているキャンティレバーの階段など、手すりの存在感を「打ち消す」ための努力がひしひしと伝わってきます。ただ手すりがないと安全性に課題が残ります。特に夜間は踏み外したりしかねません。




建築家の皆さんが工夫を凝らすのも、世の中に落下防止の為だけの手すりが多く建築デザインに活かせないからです。どこを見ても見慣れた木製手すりが氾濫し、世間一般でも「手すりとはこんなものだ」という認識が出来上がっています。ブラケットのデザインなどは本質的にずっと変わっていません。私は長年、住宅や建築に関わってきましたが、いかに生産者都合で作られているかがわかります。


ハンドレールのスケッチこのように「意欲溢れる建築家やデザイナー」が望むディテールを持つ手すりは探しても見つかりません。しかし、日本の手すりもそろそろ安全性の先へ進んだものが出てきてもよいはずです。存在しないのなら自分たちで生み出そう、「手すりはもっとデザインできる」とスタートしたのが≪ハンドレール≫です。



手すりは玄関や扉の取っ手などと同じで「日常的に触れる場所」です。実はそういう建築素材は限られていますが、特に手すりは階段などの移動時に必ず手を添えて、元気な人でも必ず補助的に使用します。室内ではインテリアとしても重要な要素であり、安全性と建築意匠の両面で住まいの暮らし方を左右する鍵を握っているわけです。


ディテールにこだわりました≪ハンドレール≫は幾何形体の円柱を組み合わせたシンプルな構造にしました。安易に3次元曲面のモデリングは行わず、フォルム・トーン・素材・構造とそれぞれの利点を活かせるバランスを整えました。またデザインの要として最もこだわっているのがブラケットです。安全強度を確保するメカニカルな設計と美しいディテールが一体となった自信作です。




ブラケットとエンドキャップは、2種類の素材と仕上げがあります。

マットシルバーのブラケット■マットシルバーのブラケット
マットシルバーはアルミダイキャストにより成形しています。艶消しが美しいシルバーアルマイト処理を施しました。アルミの無垢材で丈夫なだけでなく贅沢さが違います。質感もとても上品で空間に対して違和感なく溶け込みます。



クロームメッキのブラケット■クロームメッキのブラケット
マットシルバーとは対極と言えるクロームメッキ仕上げは光沢に注目です。こちらは真鍮の塊を削り出してクロームメッキ処理を施しています。鏡のように写りこむほどの美しさです。




正直なところ、完全に値付けを間違えてしまいました。このような価格でこんな高級仕様のブラケットは絶対に手に入りません。いつか値上げするかもしれませんので、お早めにご検討ください。安全性についても歩行補助手すりの水平・鉛直荷重試験を実施して、BL基準を上回る最大荷重200㎏でも耐えられる強度を確認済みです。

デザインのプロである建築家が積極的に手すりのデザインに向き合えることで、バランスのとれた建築、美しいインテリア空間が生まれることを願います。≪ハンドレール≫はおかげさまで当初の販売予想を上回るほど好評ですが、私たちは次なるこだわりの開発をスタートしています。どしどし皆様のご意見をフィードバックいただきますよう、重ねてお願い申しあげます。



>> ハンドレールの商品ページはこちら

ベランダ農園9月に入ったにも関わらず、残暑どころか酷暑が居座る日々が続いております。熱中症対策は万全でしょうか?塩が良いということは良く聞きますが、実際屋外で活動時、本当に塩を持ち歩いている人は果たしているのかどうかが大変気になっております。それはそれで何か怖いですよね。やはり塩入り飴などがスマートで良いな、としみじみ思った時、熱中症にかかって日陰でダウンしておりました。

今回は異色のアイテム《ベランダ農園》のあれこれをお話しようと思います。




《ベランダ農園》はヴェルデナイトという特殊な天然培養土100%のハイスペック園芸土です。通気性、保水性の高さから土壌改良に用いられるピートモスと保水性、保肥性に優れるモンモリロナイトという粘土鉱物を主体としています。どのくらいハイスペックかというと、通常の土に比べ軽さ10倍、保水性も10倍、保肥性にいたっては50倍も優れるトンデモナイ培土です。しかも保水性は高いのに通気性が高いので根腐れしにくく、園芸・栽培初心者でも安心してお使いいただけます。有機肥料と臭いを押さえる微生物を最初から混ぜ込んでいますので、肥料を必要としないお手軽さも魅力です。2回目以降は別売の追肥を混ぜるだけで何度でも再利用が可能ですし、土壌改良剤としても高性能ですので、畑に混ぜていただくのもお勧めです。

こんな環境でも育つように作られた培土なんです。まるで夢のような培土、園芸・栽培をされる方からすれば垂涎ものですよね。それもそのはず、このヴェルデナイトは砂漠の植物プラント用に開発されたもので、市場にはほとんど出回らないのです。特にヴェルデナイト100%使用の培土は独自ルートで仕入れてきた《ベランダ農園》だけです。



■《ベランダ農園》栽培レポート

ラディッシュ、コリアンダー、レモンバジル さて、今回は実際に栽培テストをしましたのでその様子をお伝えします。栽培担当はサボテンすら枯らした実績を持つ栽培初心者Yさんです。栽培した植物はこちら。

左から、
・ラディッシュ
・コリアンダー
・レモンバジル



コリアンダーとレモンバジルは同じヴェルデナイトで個別発芽させたものを植え、ラディッシュは種から育てることにしました。屋内でも栽培できるのですが弊社オフィスには日光があまり差し込みません。せめて窓際にということで特等席に。それからは毎朝、土がうっすら湿るくらいの水をやりました。水切り不要なので密閉容器を使用しましたが、育成植物・環境によっては必要になります。

ちなみに栽培を始めたのは昨年の12月でした。当然とても寒い!!
植物の発芽と言えば春というイメージがあったので、そもそも発芽しないかも、、、と一抹の不安を感じていましたが、3日目には早くもラディッシュが発芽しました。スゴイです。



レモンバジルがちょっとヤバめここで、右端に注目。レモンバジルが何だかしょんぼりしています。大慌てで調べてみれば、コリアンダーとレモンバジルは特に寒さに弱かったのです。急いで緩衝材を巻いて保温、夜は冷えるので窓際から部屋の中央へ移動させることに。




元気になってきました育成28日目。レモンバジルがちょっと元気になって新たに新芽が出てきたので、新芽以外のしなびた葉っぱは摘みました。こうすることで養分が新芽に集中し、しっかりと育ってくれるそうです。そうこうしている内にコリアンダーがかなり葉っぱを増やしております。ラディッシュも元気に葉っぱを伸ばしていて見ていて気持ち良いです。




だいぶ伸びてきたました育成48日目。実はコリアンダーも葉を間引かないと上に上に育つことを知り、慌てて摘みましたが手遅れでした。ぐんぐん上に伸びて1m近くになり、花を咲かせるまでに成長してしまいました。。。見かねた別のスタッフが引き取ってくれたのですが驚きすぎて写真を撮り損ねたことが今でも悔やまれます。一方でなかなか成長しないレモンバジルにやきもきしていました。




・・・と、ここで悲しい事件が。 ラディッシュの1つの茎が細すぎたのか、ぽっきり折れてしまいました。どうやらラディッシュも間引きが必要だったそうで、ごめんね、ごめんね、と謝りつつもう一つ間引いてしまいました。確かに、根本が赤くなる割に膨らまないなとは思っていたんです・・・。


追い打ちをかけるように再び悲しい出来事が。 冬眠するかのように一向に育たたなかったレモンバジルが、ついに枯れてしまいました。原因は冬の寒さによる発育不良。やはり育てるなら春でなければならないんですね・・・。


さて、こうして3種のうち1種は育てすぎ、1種は枯らしてしまいましたが、ラディッシュだけは無事収穫に漕ぎ付けることができました!


ラディッシュ デカいな寒さと間引くタイミングの遅さのせいで通常の3倍の時間がかかってしまいましたが、108日目にして無事収穫することができました。




ちょっと大きいけれど気にしない。さて、肝心の中身ですが、カットしてみるとこんな感じでした。何だか・・・赤い。




無農薬の有機肥料、かつ屋内栽培で虫の心配もないのでそのまま生でいただきました。
見た目に反して味はしっかりとしていて濃く、スーパーで購入するものよりずっと美味しかったです。

結果として、初心者でも無事育てることができきましたが、季節さえ間違わなければきっと全部無事に育っていたのだと思うとちょっと悔しい思いがします。次は枯らすまい、と育てるのに良い季節を探っている今日この頃です。
興味の湧いた皆さんも、悲喜こもごものベランダ農園生活、始めませんか?





>> ベランダ農園の商品ページはこちら

キアーロダウンライト震災以降、国家的に節電対策が打ち出されたこともあり節電効果のあるLEDが急速に普及してきましたね。ついこの間まで青色LED開発者とメーカーとの高額訴訟問題が取り上げられていたことがとても昔の事のように思えます。今回は普及してきたLED照明についてスポットを当てたいと思います。
とは言え、LED照明の歴史や省エネ効果についてはインターネットや雑誌など、様々な媒体で取り上げられていますので、ここではあまり取り上げられていないLEDにまつわる法律や基準について書きたいと思います。




PSEマークに関して
現在流通している電化製品にはPSEマークが表示されています。これはその商品が電気用品安全法(以下電安法)に基づき基準に適合していることを示すマークで、このマークがないと電化製品は販売できないという法律が定められています。しかし、LEDに関しては光源が白熱電球や蛍光灯とは点灯原理や構造が異なっているという理由で電気用品安全法の規制対象品目に指定されていません。(例外として一部の器具でLEDを用いたものは対象となります。例えば電気スタンド、ハンドランプ等)
指定されていない=表示できない(※してはいけない)⇒無法地帯・・・・とまでは言いませんが、誤ったマーク表示や誤解を招く表記をしている業者が出てきていることも事実です。



キアーロダウンライト当社の扱っているLED照明には≪埋込用LEDライト≫≪キアーロダウンライト≫があります。≪埋込用LEDライト≫はドイツの老舗照明器具メーカービブレ社の商品です。このLED照明は上海浦東国際空港・香港国際空港など多くの公共施設で採用されています。また≪キアーロダウンライト≫は70年以上照明機器を製造・販売している日本メーカーの商品で、どちらも長年培ってきた技術が魅力です。



一方、巷では韓国製や中国製の商品が多くみられます。これは、電安法の規制がかかっていないことで、今まで全く照明機器を扱ったことがない他業種の業者が簡単に参入することができるからです。
現時点では電安法の対象外にも関わらず、『PSEマーク付』とか『PSE認証取得』などと書かれている商品には要注意です。前述にあるように電安法で対象外の商品へのPSEマークは表示できないのです。じゃぁ、それらの商品は全て詐欺なのか!?という疑問がありますが全てそうとは言い切れないのです。
電安法で対象外なのはLEDの照明器具であって、トランスなどLEDを使う時に必要な部品に関してはPSE取得品及び非取得品も使用できます。(取得品の使用が望ましい)
なんとも複雑ではありますが「PSEマークがついていれば安心」という消費者のPSEマークへのイメージを巧みに使った紛らわしい誇大広告の可能性があります。


PSEマーク


ここまで急速に普及したLED照明も来年の7月から電安法の対象品目に指定される動きが出てきました。これも専門家の方に言わせればまだまだ穴だらけのようですが、無法地帯のLEDが規制の対象になることは必要なことであると思います。裏を返せば、施行されるまでの来年7月1日までは粗悪品が市場に出回る可能性がより高くなりますので家全体をLEDにしようかしら?と考えられている方はよくよく選んで購入していただきたいと思います。



関連リンク
経済産業省-電気用品安全法施行令の一部を改正する政令について
http://www.meti.go.jp/press/2011/07/20110701002/20110701002.html



キアーロダウンライトLEDの長寿命に関して
LEDの大きな特徴は長寿命です。ですが、これも間違った使い方をすると電球の寿命を縮めることになります。一日10時間使用で約10年以上使えます。という広告をよく目にしますね。ですがLED自体が一般需要として普及してきたのはここ1~2年です。誰もまだ10年後のLEDを見たことがないんです。特に間違った電圧や電流をかけるとLED自体は一見問題なくつきますがLEDの電球寿命は著しく低下するので注意が必要です。



昨今のLEDの急速な普及や、日本で初めて白熱灯の販売を開始した東芝がその製造を中止したことなど、灯りの世界はめまぐるしく変化しています。そんな灯りの変化が住空間の変化、はたまた文化の変化にも影響を及ぼすなんて言ったら大げさでしょうか。いえ、私はそうは思いません。



ある人は「歌舞伎や能など日本古来の伝統芸能はろうそくの灯りや篝火のもと演じられることを想定しているから、現代の灯りの下では魅力を伝えられない、歌舞伎の隈取が派手に見えすぎるのは今の照明が明るすぎるのだ。」と言いました。私もそう思います。歌舞伎は男性だけで演じられる舞踊です。特に女形と言われる男性の方が女らしさを表現するのに明るすぎる照明は邪魔な存在なのかもしれません。京都の舞妓さん、芸子さんの化粧もろうそくの灯りのもと見たらより一層美しく見えるのではないでしょうか。
歌舞伎にしろ舞妓さんにしろ、現代の変化に対応しきれているのかちょっと疑問で、現代人の日々の生活に取り込まれている娯楽とは言い難くなってきています。守っていかなくてはならない絶滅危惧種になる理由に進みすぎた技術革新を挙げてもいいかもしれません。



LEDの急速すぎる普及に伴い今後どのような住空間が作られそれがどう変化を及ぼすのか楽しみ半分、灯りの変化がもたらす環境の変化を考えずにはいられない。。。LED普及のニュースはそんなニュースでした。



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THE P-TILE

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ザ・Pタイル5月に発売してから好評を博しているザ・Pタイルにはライムストーン、ブラック、ホワイトの三色があります。この中で一番こだわったのはライムストーンです。様々なこだわりから3点ほどご紹介したいと思います。




落ち着いた空間の秘訣は大判化
一般的なPタイルは304.8×304.8mmなのですが、リビングなどの広いスペースに貼ると目地(ライン)が数多く出てしまう上に柄が小さく表現されてしまうので落ち着きません。今回は457.2×457.2mmにすることでゆったりとした空間を演出できるようになりました。大判化に伴って厚みを2mmから3mmにしています。強度が増し、下地の不陸(凸凹)が表に出にくくなります。



Pタイル特有の柄を活かしたデザイン
開発段階では柄が強く出すぎていました ライムストーンとは炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩=石灰岩のことです。ヨーロッパの教会やルーブル美術館など色々な建築物で使用され、現代ではデパートやブランドショップなどで見かけます。大理石とは違うマットで柔らかい質感と落ち着いた模様が建築家に好まれているのです。これをPタイルで再現しようとしましたが、Pタイル特有のきつい流れ模様に悩まされました。普通に作るとどうしても出てしまうので、微妙な色と材料の分量調整で少しずつ薄い柄に近づけていきました。




これまでにないマット感
よりライムストーンに近づいた完成品 塩ビタイルと言えばテカテカしているのが一般的です。しかし、光沢のあるライムストーンなどライムストーンではありません。水磨き仕上げでしか味わえないマット感を追い求めて試行錯誤しました。最終的には樹脂の配合と最終の仕上げ工程がポイントになり、何とも言えないマットな質感を表現することができました。




このように色々なこだわりが詰まっているPタイルですが、開発にあたっては某大手メーカーにご協力を頂きました。細かな仕様設定に対しても短期間で仕上げていただけたので、とてもスムースに開発が進みました。ここでお礼を申し上げたいと思います。《ザ・Pタイル》は各ショールームで手に取ってご覧いただけるのですが、これって本当にPタイル??と思わせるぐらいのインパクトがあると思います。「この品質でこの価格」を必ず実感して頂ける逸品です。


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ナゲシフック


長押とは・・・皆様のお住まいには長押(なげし)はありますでしょうか?
最近の住宅やマンションは和室自体がないプランも多く、長押という言葉や存在さえ知らない人も多いかもしれません。

長押とは、和風建築で鴨居の上に取り付けられた横木のことです。
本来は柱と柱を挟み大釘で打ちとめ固定するための構造材でしたが、時代の変遷と共に構造上の耐力は期待されなくなり、和風空間を装飾する造作材へと変わっていきました。



ほんの十数年前まで、私たちは畳の上にカーペットを敷き、リビングセットを置き、和風住宅で洋風の生活を楽しんでいました。真壁工法の柱には子どもたちの成長の証である「柱の傷」が見られ、古き良き昭和の暮らしがそこにはありました。そんな柱の上部(ふすまの敷居の上)に長押はついています。



古き良き昭和の家長押はなかなか便利なもので、毎朝、長押に父親が次の日会社にきて行くスーツやシャツがきちんと掛けてあり、また、会社から帰ってくると、そこには寝間着である浴衣が掛けてある。そんな風景がありました。
最近の洋風の家は柱を見えなくして壁を大きく見せる「大壁工法」といわれる仕上げが主流です。シンプルモダンを追求すればするほど、無駄な線は極力排除し、長押・廻縁などがなくなってきています。
意匠や空間性と引き替えに、長押などの便利な機能も消えていき、いまや存在さえ消え去りつつあります。




お客様からこんな質問を受けました。

「いままで暮らしていた賃貸の住宅にはあったのですが、新築の洋間にすると長押がなくなってしまい、困っています」
「ちょっとしたものを飾ったり、ハンガーを掛ける場所がなくなってしまった」
「フックを壁に対けるのは、取り外したときに穴だらけになるので嫌」
「賃貸だからビスで固定出来ない」
「すっきりとしたデザインで、掛けるものや置くものを限定せずに、長押のように好きな位置に掛けれる便利なものはないか?」


試行錯誤の設計・デザインスケッチの数々そんなお客様の声を受け、早速開発に着手。試行錯誤を重ねた結果、私たちが導き出した答えは「スッキリとしたデザインの、現代の長押を作ること」に落ち着きました。



ナゲシフックカラーは現代のシンプルモダンな空間にもあうように、存在感を打ち消す「マットホワイト」と、高級感を醸し出す「木目ダーク」系の2色を設定、サイズは一般の方でも取り付けやすいW900mmとW1800mmの2サイズを揃えました。さらに「掛ける」「置く」「のせる」などの機能が必要な方には、フックやトレイなどのオプションもご用意しました。



またお客様の要望にもあった「賃貸住宅の壁などにビス穴などをつけたくない」というご意見は、「ニコピン」と呼ばれる石膏ボード用の細ピンも用意しました。ニニニコマークのピンを使ってレール本体を仮固定し、ニコニコマークの目をつけてあげるように細ピン2本で差し込みます。自動的に斜め釘の方式で固定されるので、3本のピンでしっかりと固定される簡単な仕組みです。


石膏ボード用のニコピンナゲシフックの断面と納まり



完成したナゲシフック≪ナゲシフック≫は、お客様のご要望やフィードバックがあってこそ生まれた製品です。本来の長押のように使用してもよし、ディスプレイ用の壁面としてもよし、玄関の袖壁などのちょっとしたスペースなどにもよし、と「掛ける」「置く」「のせる」など様々なディスプレイのスタイルを楽しむ製品が出来上がりました。

お値段もお手頃な、「隠れた?」ヒット商品を是非おためしください。



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6月といえば梅雨というイメージもありますが、結婚式の季節でもありますね。震災以降、成婚カップルが増えているそうですが、数年後には『第三次ベビーブームは大震災後に起こった!』なんて記事が新聞に載るかもしれません。


ラウンジデコ最近の住宅の傾向はリビングを広くとる間取りが増え、がらんとした壁をデコレーションするアクセントウォールや壁面収納などダイナミックな家具を置くお家が増えてきたように思います。今回はそんな部屋のイメージをゴージャスに変身させる≪ラウンジ・デコ≫をご紹介します。



≪ラウンジ・デコ≫は、ホテルのラウンジをイメージして考案しました。ダークなヴェンゲの木目に底目地でラインを走らせています。この商品のこだわりポイントにこの底目地は大きな役割を果たしています。
当社の商品は極力目地が目立たないように作られたものが多いですが、この商品は逆に目地があることにより陰影を持たせ、目地だけでアクセントになるように設計しています。そのため、いかにキレイに又施工しやすくパネルを継ぐかという検討を何度も繰り返しました。



横目地の断面図■横目地

最長2400mmのパネルを継いでいる横目地はわずか厚さ4mmのパネルにオスメス実を加工して表現しています。細長い目地を均一に入れるのは現場では大変なこと。この大変な作業もこの加工なら下から施工するだけでキレイに目地を入れることができます。



■縦目地

この縦目地の入れ方が一番苦労したポイントです。厚み4mmのパネルの加工をするのに上下の加工はできても四方の加工はパネルが薄すぎて作ることはできませんでした。また、表面のシートの化粧範囲もパネルの素地や壁の下地が見えないように巻き込み処理をするなど様々な方法を検討、試作すること5パターン。たかが目地、されど目地。小さなことに拘ってこそ、全体の仕上がりが良くなるのだと実感しました。


四方目地付面材の試作四方の加工検証

四方のシート巻き込みができないか検証しましたが、どれも手作業が必要、また強度的にも問題があり断念。



アルミ目地縦目地検証(初回試作:アルミ目地)
異素材が入るので目地が目立ちすぎてしまい、他の素材を検討することに。



縦目地検証(2回目試作:樹脂製目地)
目地の高さがパネルより高い、パネルの下の地が見える可能性があるので他の目地材を検討することに。

樹脂製目地その1樹脂製目地その2

縦目地検証(最終決定目地)
横目地と縦目地の高さがぴったり合うように高さを調整しました。接着面を広くしパネルの裏に差し込んで固定することで、よれたり剥がれることがないよう変更しました。

最終決定目地施工例最終決定目地拡大


大きな巾木・廻り縁と出隅材■大きな巾木・廻り縁と出隅材

目地については実はパネルの厚みを厚くすればいくらでも思った通りのデザインにすることはできるのですが、それでは材料が余分にかかってしまいますし、この商品の命でもある陰影を持たせるためにはパネルは薄ければ薄いほど都合がよかったのです。
その理由はあえてゴツく作った巾木、廻り縁、コーナー材にあります。


コーナー材、エンド材の厚みは15mm幅120mmとかなり大きく、パネルとの厚み差は11mmあります。廻り縁・巾木も高さを120mmに設定し、ヨーロッパの大きなモールディングを現代風にアレンジしています。この大きくて厚みのある部材が華奢な5mmの底目地とマッチし、重厚感ある陰影とシックなイメージを作っているのです。



ヨーロッパテイストの住宅の大きなモールディングがなぜ日本の住宅に合わないのか?それはそこだけがゴツくてアンバランスだからです。大きなデコラティブなモールを使うのであれば、建具の枠や窓枠などもゴツくしていかないとちょっと変な空間になってしまいます。残念ながら、そういった部品をすべてヨーロッパテイストに合わせることは難しく何か一つが欠けるとどこか変な空間になってしまうのでしょうね。この商品は部材のサイズや厚み、見え方にまで徹底的に拘り部材を構成することで、狙った通りの空間ができるように開発しています。ぜひ広い壁にダイナミックに施工してみてほしいなぁと思いながら、追加生産をかけました。


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今回の開発ブログは、約1年半をかけて開発した新商品。仏壇≪グッドプレイヤー≫についてです。何故、サンワカンパニーが「仏壇」なるものを、わざわざ作り出そうとしたのかをご説明させて頂きます。



グッドプレイヤー1800/1100■Good Prayerとは「善の祈り」

まず製品名のPrayerとは、英語で祈りを意味し、直訳すると「善の祈り」となります。スポーツ選手のプレイヤー(Player)ではありません。ちなみに、東日本大震災直後にヨーロッパで開催されたサッカー・チャンピオンズリーグの試合前、被災者に対して黙祷を捧げていました。その時、電光掲示板に表示されていた「Silent prayer(黙祷)」と同じ意味です。

≪グッドプレイヤー≫は、「善の祈り」の意味にあるように、「祈りの為の家具」を製品化しています。便宜上、仏壇と表記していますが、キャビネット自体は、あらゆる宗教・宗派でもご使用頂けるように企画しました。



■開発のコンセプト

≪グッドプレイヤー≫開発にあたっての重要コンセプト

グッドプレイヤー「こころのスペース」を創造すること

信仰宗教的な意味合いではなく、現代人はいい意味でも悪い意味でもスピード化された情報化社会に振り回され、ココロの余裕や感謝の気持ちを失いつつあります。
かつて日本の住まいには、必ずと言っていいほど、仏壇や仏間などの心を静めて手を合わせられるスペースがありました。また人生の門出や日々のくらしの中でそういった親の行動(感謝・祈り)を子どもは見て育ってきました。「仏壇に手を合わせる親の背中を見て育った子供に悪い子はいない」とも言われます。
現代の住まいに合うモダンな仏壇を創造すること

しかし核家族化・少子化・くらしの多様化に伴い現代人は仏壇としての心のスペースを置き去りにしてきたようにも思われます。また必要性に迫られても親の代から引き継いだ黒塗りの重厚な仏壇をそのまま今のモダンな住まいには置きたくありませんし、そんなスペースの余裕もありません。そこで押し入れを改造して、ご先祖様を家の奥に追いやってしまいます。ますます殺伐とした感覚になってしまいます。

そんなココロの疑問を解消し、現代のくらしにフィットするモダンスタイルの「仏壇」の商品企画をスタートさせ完成したのが≪グッドプレイヤー≫です。



■こだわりのデザインと仕様

外装はモダンインテリアとコーディネート可能なマットホワイト仕上げ

グッドプレイヤー漆黒の重々しい従来の仏壇に反して、シンプルモダンなデザインでリビングスペースなど家族が集うスペースにも違和感なく設置することが可能です。しかし、扉を開けると内装は格式高い本格的な仕様でサンワカンパニーならではの設計アイデアを盛り込んでいます。

内装は数々の機能とデザイン・本物の仕上げ

・荘厳な世界を演出する金箔風背面パネルとオプションの御簾(仏壇用すだれ)の組合せによる格調高いしつらえ。
・仏壇の世界ではありそうでなかった高級感のある本物の黒御影石(本磨き仕上)を使用したカウンタートップや小棚類は、ロウソクや線香が倒れても、カウンタートップが焦げたり傷ついたりしない安全面も配慮。線香やおりん・お供え物など置きやすい便利なスライドカウンターなどもついています。
・蝋燭やお線香、お経本などを収納出来る、収納力抜群の引き出し。
・仏様やご先祖様に「大切なものをお守りください」という意識でつけられた、大事なものを保管出来るダイヤル錠付引き出し。
グッドプレイヤー内装
御影石は中国の石材メーカーで入念にチェックを繰り返し、石材の切り出しから、切削・磨き処理や、写真では見えてこないですが、スライド棚が引き出しやすい手掛かりの切削加工など見えない部分にも、一つ一つ使い手の立場になってこだわっています。



■収納式の扉の効果

住宅における仏壇の配置レイアウトも考慮し、どのスペースでも設置出来るインセット式の収納扉にしています。
・袖壁に設置しても、観音開きではないので、壁に当たらない。
・扉が前面に出っ張らないので、オープンにしてもすっきりとしたイメージ。
・扉を閉めるとインセット式の扉のため、仏壇本体内にすっきりと納まります。

インセット式の収納扉に関しては、何度も繰り返しの試作を重ねました。
収納扉は扉の幅サイズと収納したときの奥行きサイズは、仏壇本体の全体寸法にも関係してくるので、図面で何度も検証し試作を繰り返して、絶妙な黄金比バランス(縦と横の比率が最も均斉のとれた美しいとされる比率)のプロポーションに落とし込みました。

グッドプレイヤー


■試行錯誤の繰り返し

試作を繰り返すことで、何十台もの仏壇が成仏していきました。しかし、おかげで最も均整の取れた美しい≪グッドプレイヤー≫が誕生することができました。仏壇の開発にあたっては、京都の伝統的な京仏壇・京仏具の専門家・アドバイザー・メーカーの意見を元に企画から製品化まで行ってきました。


開発段階のグッドプレイヤー



■一つ一つがこだわりのオプション品の数々

また、仏具に関しても日本全国の様々なサンプル品を取り寄せ、ベーシックでシンプルモダンなサンワカンパニーセレクトの仏具セットを構成しています。

モダン仏具セット
モダン仏具セットフォルムはシンプル、仕上げは渋い鉄釉(てつゆう)仕上げの仏具です。鉄釉とは鉄分を含む釉薬のことで、黒く独特の艶のある色彩が魅力の深みと質感が美しい器です。
御本尊
御本尊御本尊は代表的な3宗派を取りそろえています。モダン仏具セットとのセットでベーシックな仏壇としていつでも使用出来ます。
・真宗大谷派(東本願寺)用 ご本尊は『阿弥陀如来』
・浄土真宗本願寺派(西本願寺)用 ご本尊は『阿弥陀如来』
・浄土宗用 ご本尊は『舟立阿弥陀』

御簾(仏壇用すだれ)
御簾(仏壇用すだれ)御簾(みす)とは、現世と仏様との結界の役目と神聖なものを直接目にしないという意味があります。仏壇をより格式高く荘厳するため一般的な仏壇では見られない、御簾(みす)をオリジナルで採用しました。サンワカンパニーらしいこだわりの一つでもあります。



■仰々しい仏壇が鎮座するのではなく、毎日くらしに溶け込む心を豊かにしてくれる家具です

こうしてひとつひとつ積み上げるように、このテーマの開発に取り組みました。実はわたし自身も現在の住まいには仏壇はありません。またこういった宗教世界には日本の現代人らしくどちらかと言うと無頓着であり感覚的には無宗派でもあります。でもこの≪グッドプレイヤー≫のワーキングを行うことで、親が手を合わす姿、感謝の気持ち、ご先祖様に想いを捧げる等、そういったココロやキモチがあらためて今の時代には必要なんだと感じています。

≪グッドプレイヤー≫はカタログ発表時点から、たくさんの問い合わせを毎日頂いております。また、意外なところでは「ペット用の仏壇として使用したいのですが?」とのも問い合わせも頂いています。もちろん大丈夫です。人間も動物たちも命ある愛すべき家族です。祈りの形は千差万別、お客様のスタイルにあった「祈りの家具」としてご活用頂けますと幸いです。

グッドプレイヤーは本日リリースです。
大阪ショールームは展示中、東京名古屋の各ショールームは近日展示予定です。じっくりとこだわりのディテールをご覧願います。



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雨漏りストップ『水の道』というのをご存知でしょうか?

RC構造の建物などで発生する雨漏りの原因のことです。
雨水は長い時間をかけて外部(コンクリートのヘアークラック、モルタルのひび割れ、タイル目地など)から染み込んでいきます。この染み水が広い範囲で長時間かけて『水の道』を形成します。


ポタリ、ポタリとした雨漏りは新築して数ヶ月から数年後に発生します。ほとんどの場合、原因個所が特定できないのが特徴です。なぜなら『水の道』は毛細血管のように鉄筋コンクリートの中を走るからです。



ドイツ生まれの≪雨漏りストップ≫は大手ゼネコンさんと共同開発した商品で、10年以上の実績があります。外部からの染み水を防ぐことで雨漏りを止める原理です。雨漏りストップの成分がモルタル面の細かい亀裂やコンクリートのピンホールに浸透して撥水してくれます。原因はこの辺りだろうと思われる個所に広く噴霧して下さい。雨漏りが止まれば効果は半永久的に持続します。シーリング剤のように数年おきに施工する必要もありません。


スゴイ威力を発揮する補修剤なのですが、施工実績はどこのゼネコンさんも秘密なのでお知らせできないのが残念です。現場所長曰く「ン十億円もかけた建物の雨漏りが公になったら俺はフィリピンに飛ばされる」そうです。このままでは≪雨漏りストップ≫は日陰のヒット商品で終わってしまいそうです。


春団治の女房、お浜のようにじっと我慢なのでしょうか?(ちょっと古いかな)。 嗚呼、日の目が見たい。

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フレックスLED このごろ

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日本で一番部屋の暖かい県はどこ?という全国部屋の温度調査なるものが発表されていました。一位は北海道で平均21.55℃、逆に最も寒かったのが鳥取県で平均16.97℃とのこと。ちなみに全国平均は18.93℃でした。首都圏の平均値は19.4℃で傾向としては、暖かい部屋で服装は薄着というものでした。光熱費を気にしつつも「暖かい部屋で薄着生活」の誘惑には勝てそうにありません。


さて、光熱費といえば省エネに一役買っているのがLED照明です。青色発光ダイオードの発明以来、一般照明の分野でもLED照明の開発が進み、従来光源との比較でランプ寿命が10倍、消費電力が1/10となり、現在の白熱球はLEDランプに変わろうとしています。ステレオの電源表示程度にしか使用されていなかったのがはるか大昔の話に思えます。

フレックスLEDフレックスLED


発光する素子がとても小さなLEDは製品開発の新しい分野を切り開きました。今では防水で自由自在曲げられる製品も誕生しています。それが《フレックスLED》です。小さな発光素子の集まりでしかありませんが、明るさは十分にあります。

■フレックスLEDと蛍光灯の比較(参考値)


フレックスLEDと蛍光灯の比較(参考値)

防水性と柔軟性を兼ね備えたポリウレタン樹脂コーティング

この《フレックスLED》は極薄の基盤を樹脂でコーティングしています。防水のためには劣化しにくい樹脂が必要でしたが、同時に曲げた時の柔軟性も必要でした。試行錯誤の末、ポリウレタン樹脂コーティングという答えに行きつきました。防水性を維持しながら半径50mmまで曲げることができます。
将来的には完全に折り曲げても絶縁しない基盤を開発できればと考えております。そうすることにより、四角形や三角形などの形にも応用できるようになります。

■フレックスLEDをこんな風に使ってみました。


フレックスLED 施工例1フレックスLED 施工例2

フレックスLED 施工例3フレックスLED 施工例4


《フレックスLED》東京名古屋大阪の各ショールームで手に取ってご覧いただけます。ホームページでは長さ820ミリと1203ミリの定尺サイズを販売しておりますが、特注でロングサイズも承ることができますので最寄りのショールームにお問合せください。


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 今年の夏は暑すぎます。特にサンワカンパニー本社のある大阪は連日35℃以上。まだまだ残暑が厳しく、現場で働く人は本当に大変だったと思います。


 一方、ヨーロッパは過ごしやすい気候の夏休みだったようです。毎年のことですがヨーロッパの8月はずっと夏休みで企業もお休み。もちろん弊社の取引先も夏期休暇です。イタリアがお休みの間、何十件も至急のプロジェクトのお問い合わせをいただきましたが現地メーカーがお休みのため、お返事がおそくなったことをここでお侘びさせていただきます。


 そんなことで今日はイタリアの夏休み事情をブログにて。イタリアでは多くの工場が8月いっぱいまで全てお休みです。ちなみにワーカーだけは2~3週間交代で夏休みを取得します。もっとも暑い時期、8月10~20日はみんな夏休みになることが多く、この期間は道路や飛行機の混雑がピークとなります。避暑地やレストラン、観光地は繁忙期に入るため営業していますが、8/15のフェラゴスト(FERRAGOSTO)という祝日だけはどこもお休みになります。フェラゴストはローマ時代から続く古い祝日で、春からの収穫がこの時期に一段落を迎えるころなので祝日としているそうです。だから夏のこの日だけはいつも混雑しているところものんびりとしています。


アグリーツーリズモ イタリアでもホリデーを海外で過ごす人が多いのですが、ここ2年ぐらいは経済状況もよくないため国内旅行でバケーションする傾向が増えてきているとのこと。海(ビーチ)では南の島サルデニア、シシリアなどに人気があり、山では北のトスカーナが人気です。中でもアグリーツーリズモといいトスカーナで山の農園にてジャムやワイン作りを教えてもらったりしてゆったりのんびり過ごす休日もここ10年で広がりを見せています。もちろん、他にもイタリア国内に世界遺産がたくさんあるのでローマ、ベネチア、フィレンツェへにもいけちゃうというわけです。


 地中海には美しいところがたくさんあります。美しいリゾート&ラグジュアリーな空間のことを「メディタリアンスタイル(地中海スタイル)」とも言います。弊社製品で代表的なものは《リフレッシ》というタイルです。地中海のリゾート地には昔から海の青をイメージした空間が多く、ブルーのタイルがよく使われます。この《リフレッシ》はまさに地中海のイメージに沿って作られました。ブルー色とスカイブルー色はイタリア国内でも人気の商品ですぐに完売してしまいます。


 さて、シシリアのパンテレッリア島へ行ってきたイタリア人より夏休みの美しい写真が届きました。パンテレッリア島は小さな島でイタリア人には人気のリゾート地だそうですよ。島にあるボートのサメの絵もなかなかユニーク。人魚の洞窟といわれるla gratta delle Sirene も行ったよと美しい写真。青の洞窟?みたい。機会があれば一度いってみたいです。


Grotta delle Sirene(mermaid)PANTELLERIA


PANTELLERIA 日本も暑すぎるのでいっそイタリアみたいにサマーホリデーいいかも?!と思いましたが、彼らは日本人と違って昔からの文化や、きっと羨ましくも古くから伝わる習慣があるからこそ上手くリフレッシュできて陽気で楽しくお仕事をしているんだなぁと思います。9月に入り、仕事復帰してきたたくさんの取引先に「how was your holiday ? (夏休みでやった?大阪弁風に聞く)」と尋ねるととても楽しそういっぱい思い出を語ってくれます。これからもがんばりますって言われた感じがします。


 商品部ではイタリア・ヨーロッパマーケットも稼動しだしたのでこれから忙しい時期に入ります。負けないようにがんばらなくては!ご期待ください。


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デザインパネル


モカクリームとはポルトガル原産のライムストーン(石灰岩)です。淡い斑(まだらの線模様)が横目に流れているのが特徴です。イタリアやフランスの有名ブランドショップでは必ず利用されるほど人気の石種で、上品なベージュが柔らかな空間を創りだします。さて、今回はこのモカクリームをパネルに仕上げた≪デザインパネル≫をご紹介します。



基材はモカクリーム(石灰岩)のテイストに近い素材を選定しました。この基材は三菱マテリアル社のモイスという製品で調湿効果(室内の湿度を一定に保ってくれる効果)や消臭効果があり、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着・分解してくれるスグレモノです。これはモイスの原料であるバーミキュライトという成分の効果だそうですが、この粒子がモカクリームの石灰粒子とほぼ同じ大きさなのです。この基材を提案してもらったときに基材自体の見た目や質感がとてもモカクリームの原石に近いことに気づき、この基材にモカクリームの印刷ができないかと開発が始まりました。


デザインパネルより本物に近いデザインになるようにモカクリームの原石から60枚ものデータを大型のスキャナーで取り込みますが、このスキャニングから柄を起こす作業がとても大変でした。モカクリームの特徴ともいえる模様にも『いい癖』と『悪い癖』があります。この癖をバランスよく配置することで、よい癖を生かした仕上がりになります。また、梱包する枚数ごとにデータは変えておりますので、同じ柄は同じ梱包にはありません。こうすることでより自然なライムストーンの風合いを実現しています。



デザインパネル整えたデータはイタリア製の工業用インクジェットプリンターで一枚ずつ印刷します。インジクジェット技術は日本やアメリカ製のほうが性能がいいイメージがありますが、イタリア製のテキスタイル用プリンタの方が柔らかい表情を出す為、こちらを採用しました。同じインクジェットでもテキスタイル関係のマシンはヨーロッパ製に分があります。やはり需要があるところで技術は磨かれるんですね。



デザインパネルこちらは以前にご採用いただいたトヨタFS証券様の写真です。90×90cmの大判サイズにも関わらず、壁一面(30m2)の施工に約2時間半しかかかりませんでした。大工さんが一人で施工しました。本物のモカクリームでしたら石職人さんが2人がかりで3~4日はかかることを考えるとパネルは超スピード施工ですね。工賃も抑えられます。



石工事で壁に施工する場合、鉄筋コンクリート壁やコンパネの壁を下地にボンド施工するのが基本です。また、高さが3m以上あるような吹き抜けなどに施工する場合、石工事であれば重たい石を支える為に特殊な施工方法になりますが、パネルの場合はプラスターボードの上から接着材とピンタッカーでOKです。サイズについても石の場合、高所では400×400mm程度になってしまいますが、モカクリームパネルは1/9の重量なので高い壁でも大判を使えます。天然石がもつよさを100%表現できるわけではありませんが、天然石では現実的には不可能な吹き抜けでの施工もできてしまうのが魅力です。


 『健康』や『エコ』をテーマにした素材になかなかオシャレなものはありません。介護とか健康に関わる素材も機能追及だけでなく、そろそろデザインされるべきだと思います。ライムストーンがパネル化できたら、オシャレな健康住宅が実現できると開発してきました。今では住宅だけでなく、数々の公共物件や百貨店にも採用していただいています。あなたが天然石だと思っていらっしゃる壁も実は当社のモカクリームパネルかもしれませんよ。
主な採用実績
東京:丸井 国分寺店 2階カードセンター
東京:西武百貨店 西武池袋本店 6階
名古屋:名古屋都市センター 11階展示フロアー
大阪:2011年春のオープン予定 JR大阪三越伊勢丹 エレベーターホール



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春の桜の開花から一転、真冬並みの寒さが続いた4月でしたが、ようやく5月のゴールデンウイークから連日の晴天で春をとおり越して汗ばむような夏日の陽気になってきました。

こんな陽気の休日は家族とのショッピングや行楽を楽しんだり、くたくたになるまでスポーツをしたり。そして一日の終わりの就寝時には太陽の匂いをいっぱい吸い込んだ、ほかほかパンのようにふっくらした布団で寝るのはすこぶる気持ちいいですよね。

そこで、この陽気な季節を最大限活用でき、日常の家事が楽になるシンプルモダンなエクステリア建材、布団干しバー《ホセ》をご紹介いたします。


布団干しバー ホセ


「えっ、何でサンワカンパニーが布団干しつくってんの?(笑)」そんな方もいらっしゃるかもしれません。


布団干しバー《ホセ》 設置イメージ:3階建住宅


その前に、布団干しそのものについて考え、説明していきますね。


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■「布団干しの目的について」

布団干しの最大の目的は、ズバリ「乾燥させること」です。乾燥させることで、以下の効果があります。(1)弾力性がアップする(ほかほかになる)、(2)臭いがなくなる(くさくない) (3)ダニなどの殺菌効果がある(衛生的) などの利点があります。

特に布団には夜間睡眠中に人間から排出される汗のために水分がかなりたまります。発汗量を数値で表すと個体差によりますが「約200cc」です。これって、およそ牛乳瓶1本分の汗が布団に流れている計算になります、そう考えると結構な量ですね。新陳代謝のいい人はさらに大きくなります。

これを放置したずぼらな万年床の場合は、最悪、木のフローリングならばカビや変色、畳ならイグサが腐ったりカビが生えたりと、万年床の下には知らぬ間にとんでもない事が起こっている場合があります。

■「正しい布団の干し方について」

では「正しい布団の干し方について」です。布団の天日干しは特に湿気のたまりやすい肌に触れる面を重点的に行います。但し途中で裏返して両面を1時間づつ天日干しすれば完璧です。また殺菌を行う上でも月に2回ぐらいは天日干しをしましょう。

■「布団たたきには注意」

最近は布団乾燥機が多く出回り、また住環境が変化したこともあり、古き良き「昭和レトロ」な日本の風情である「布団たたき」の音をあまり聞かなくなりました。しかし布団の中綿を傷めるそうなのであまりお勧めできません。

〔布団の生地別 取り扱い〕
・綿布団:湿気がたまりやすい。夏は午前中2時間程度を目処に天日干し(長すぎると綿を傷める)。布団はあまりたたきすぎない。
・羽毛布団:風通しの良い日陰に、ときどき干す。普段は、窓を開けて風通しを良くしておくだけで十分乾燥する。羽毛布団は絶対にたたかない!。干す時間は、綿布団と同じ。


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■布団干しバー《ホセ》

前段が長くなりましたが、「えっ、何でサンワカンパニーが布団干しつくってんの?」の回答です。(笑)

サンワカンパニーは「ありそうでなかった製品を日々探求し、デザイン性の高い製品を手ごろな価格で提供すること」をポリシーにしています。その数ある製品群の中でも特にニッチなものが布団干しバー《ホセ》です。

「布団干し」を従来の観点から考えると、物干しカテゴリーの延長で「見せたくない」ダサイものと思われるかもしれません。ただ、布団干しと言えども安易な妥協はいたしません。「見られても美しい」「使って便利」「地味だけどかっこいい」などなど、目の肥えたお客様を満足させるものづくりを追求いたしました。

■開発の背景:家事導線の単純化・スペースの有効利用

《ホセ》は建築家の石丸信明氏とのコラボレーションで生まれました。石丸氏の設計活動の中でお施主様である奥様から寄せられた強い要望が開発背景になっています。

■重労働な毎日の作業

主婦にとっての毎日の布団干しはかなり苦になります。大きくて持ちにくい布団を寝室や子供部屋からベランダに面した部屋まで運びますが、これが結構な重労働です。ましてやそれが毎日となると苦痛になります。掛け布団や敷き布団など枚数が増えると何回も部屋を往復することになり、また廊下や部屋を通過するときには、ドアノブに引っかけたり、立てかけている物を倒したりと危険も伴います。

■ベランダスペースの有効利用

ベランダの腰壁に布団をかけるとベランダガーデンやコンテナガーデンなど楽しむ余地がありません。残念ながら布団干しの為に有効なスペースが失われているのが現状です。また住宅専業である大手ハウスメーカーのプランニングなどは、バルコニーを外観デザインの主としながら(住宅販売訴求上)使い勝手の面では意外とこんなところには目を向けられていません。


【ホセを活用することで、ベランダの有効スペースが生まれる】


こうした奥様の日々の苦労と要望をプランニングの段階から解決する手段として、石丸氏の設計活動のなかから考察し生まれたのが、このニッチなアイデア製品です。

では、どう解決したか?答えは単純明快でした。


■「ベランダに布団を干さない」「布団のある部屋で干す」がコンセプト

通常、一般の住宅ではベランダのない部屋は腰高の引違いサッシがついています。そこから布団を干せばいいのです。サンワカンパニーは石丸氏と共に量産化できる製品開発をスタートさせました。一般住宅に対して最も汎用性が高く、生産性が高いコストダウン可能な「サイズ設定」「省施工性」「デザイン性」を追求しました。そして、外壁面に簡単に固定できるエクステリア建材、布団干しバー《ホセ》が誕生しました。

ブラケットの設置寸法(幅)は、在来木造のモジュールにピッタリはまる一間サイズ(1820mm)で設定。また在来工法以外でも十分な下地精度でRC面などにも設置が可能です。(RC面=別途アンカーボルト必要)

これで、今まで通風や採光にしか使えなかった開口(腰高引違サッシ)が機能サッシに生まれ変わります。これで毎日の布団干しの苦痛から解放されますね。


【腰高引違サッシと組み合わせた設置イメージ】


■直線的なステンレスパイプがオブジェのように家をシャープに見せる

住宅デザインから見ると、窓レイアウトとうまく組み合わすことでサッシ廻りがすっきりし、まるで窓廻りのアクセント部材のように外観デザインが引き立ちます。シンプルモダンな住宅の場合は、さらにヘアラインのバーパイプがアクセントとなり住宅デザインをきりりと引き締めてくれます。


【シンプルモダンな住宅イメージ】


■耐食性の優れたステンレスをすべてハンドメイドで量産

布団干しバー《ホセ》の材料は、エクステリア建材によく使用されるアルミ製ではありません。十分な強度とデザイン性を追求するため、贅沢にステンレス材を使用しています。ステンレスは「SUS304」といわれる耐食性(錆びにくい)・靭性(粘り強い)に優れた鋼材です。また、生産においては加工技術の優れた職人さんによりすべて一品一品ハンドメイドで製造されています。そのため強度が優れたシャープな製品が出来上がりました。


壁付ブラケット部のディテール


■見直されている日干しの効果・CO2削減のエコ運動の一環

欧米では寝具や洗濯物を人目に触れるところに晒すことは貧困の象徴と考えられていましたが、昨今の地球温暖化問題など環境に対するライフスタイルの変化に伴い、「乾燥機の使用が当り前」だった欧米でもCO2削減のエコ運動の一環として日干しが広がりつつあります。やはり布団の湿気やダニの駆除は自然の恵み太陽光を浴びた日干しが効果的です。サンワカンパニーでは、ネーミングも爽やかな地中海の光と風を意識してスペイン風にしました。(干す=ホセ=JOSE)


■ホセ(JOSE)つながりのプチ情報~「布団干し」しながら聞きたい1枚

VAN出しの途中に・・・Jose Carreras(ホセ・カレーラス)「地中海の情熱」

スペインのカタルーニャ州バルセロナ生まれ。世界三大テノールの一人される歌手。情熱的な歌唱がカレーラスの最大の武器、特に中音域の声や母なる海のようにゆったりとした広がりを持った歌い回しが素晴らしい。陽気に包まれた地中海の太陽をイメージしつつ、ホセ・カレーラスの歌声に包まれて、「布団干し」も楽しくなりそう(笑)

この布団干しバー《ホセ》限りなくシンプルなフォルムだけに、建築デザインに上手く取り込んで活かすも殺すも、設計デザイナーの腕次第です。開発者がびっくりするようなステキな住宅デザインの活用例を楽しみにお待ちしております。

これからの陽気な季節にピッタリの布団干しバー《ホセ》を活用し、ふかふかの太陽の匂いを一杯吸い込んだ布団で、皆さんも気持ちいい眠りを楽しんでください。



【布団干しバー ホセ 3階建プラン設置イメージ】









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住宅版エコポイント制度がいよいよ始まりましたね!当社には制度に関わる製品がありませんけど、エコにこだわった商品なら沢山ありますので、今回はその中から《ホローブリック》をご紹介します。


商品化にあたり工場へ『白と黒のブロックが作りたい』と相談したところ、「うーん」と唸られてしまいました。どこにでもありそうな白と黒のブロックがなぜ珍しいのか?確かに一般的なブロックは茶色や黄色ばかりです。
この理由は原料の粘土にありました。粘土に含まれる鉄分がブロック自体の色を決めているのですが、白いブロックを作る場合は鉄分が元々少ない特殊な原料を用いなければなりません。更に鉄分を取り除く工程まで必要です。黒いブロックはレアメタルと言われる酸化マンガンを大量に使って色を出しています。しかも焼成温度の管理が難しいのだそうです。


たかが色、されど色。ブロックを作る上では土に近い色を選ぶのが一番簡単なのですが、それでは当社が目指すシンプルモダンな住宅にマッチしにくい!どんなに作るのが難しいと言われても譲るわけにはいきません。渋る工場長を説得して何とか製造にこぎつけました。


hollowbrick-01.jpg焼き物は窯の場所、火の強さ、ブロックの積み方、粘土の質や乾燥具合など複雑に要素が絡みあって色やムラの出かたが決まります。《ホローブリック》は均一なカラーで仕上がるように顔料などを厳選しました。また、満遍なく火を通すため窯に入れるブロックの配置を上手く調整していますが、ここに職人の技が活かされています。職人さんは誇らしげに「長年培った技術と経験がないとできない。」と仰っていました。





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次に形状です。『正方形に組み合わせて使える長方形のブロックを作るぞ』と意気込んだものの、なかなかキレイな長方形ができませんでした。特に黒のブロックは太鼓のように膨らんでしまい、もはや長方形とは程遠いものでした。

問題点を調べてみると、黒のブロックは収縮率が部分部分で異なる為に変形したことがわかりました。早速これを回避するため収縮率を再計算した新たな型を作りました。白と黒は同じ形なんですが、成型する型を変えないと同じものが作れないなんて焼き物は難しいですね。


hollowbrick-04.jpgさて、タイトルの『エコを考えるエクステリア』に戻りますが、空洞ブロックがなぜエコなエクステリアなのか?それは穴が開いているのでベンチレーション(換気)効果がある、それだけです。なぁんだそんな事かぁと思われるかもしれませんが実はとっても大切なポイントなんです。現にブロック塀などで閉ざされた空間では植物は育ちません。これは、空気の対流がなく光も入ってこないからです。また換気は生きているものだけでなく機械が正常に動く為にも必要です。いい例がエアコンの室外機で、熱い空気の逃げ場がないと電気代ばかりかかって室内はちっとも涼しくなりません。特に外壁と塀の間が狭いのであれば、この空洞ブロックを室外機周りに部分的に使ってもらうだけでも、空調効率は上がりますので是非検討していただきたいです。

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MDFは基材として最適か?

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MDFは家具、キッチン、フローリングなど内装建材の分野で広く使用されています。MDFとはミディアム・デンシティ・ファイバーボード(Medium Density Fiberboard)の略です。木粉を合成樹脂で固めて板状にしたもので、表面は硬くて材質も均一です。また、加工しやすいので細かい細工が必要な家具や造作などの材料にも適しています。



2005年後半からアメリカの住宅建設ラッシュが続きました。アメリカの住宅用木材は、今までアメリカ国内、カナダ、ブラジルなどでまかなわれてきましたが、最近は中国、インドネシア、マレーシアから北欧まで手を伸ばしています。中国の経済成長とアメリカの住宅ラッシュで木材価格は高騰しています。当社でも製品価格を安定させるために本格的にMDFの導入に取り組むことにしました。ただし、MDFは湿気に弱いのでドライ・エリアでの使用用途に限られます。


次に釘やネジの保持力がないので、加工が樹脂との併用になります。ホルムアルデヒドの規制もありますから、なるべく接着剤は使用したくないですね。写真は各種理化学試験の様子です。デシケーターにはMDF片を入れ、24時間後に底の水にホルムアルデヒドがどれくらい溶けているかをチェックします。その他、耐アルカリ試験、耐酸試験、耐エチルアルコール試験、耐石油ベンゼン試験などの薬品試験があります。


次に80℃の恒温器と-20℃の冷凍器を繰り返す寒熱試験、磨耗試験、含水試験、Ⅰ類浸漬剥離試験(水と熱湯に交互に浸す)などがあります。製品に改良を加えながら、ほとんどの試験はパスしましたが、吸水膨張試験と上記のⅠ類浸漬剥離試験はどうしてもクリアできません。ヨーロッパや中国製のMDFもテストしましたが、まず薬品テストを突破できる素材がありません。中国製は特に樹脂の含浸が均一ではありません。キッチンやホテルの洗面戸棚などの基材として国内でも使用されていますが、長期的には不安が残ります。化粧材や塗装で100%ラッピングすれば、湿気やホルムアルデヒドも問題はありません。すべてを満足しようとするとコストアップになってしまいます。どこかに解決のヒントがあることを信じて、必要十分条件を模索しております。ご期待下さい。

高齢化社会の到来に伴い、様々な場所に手摺(てすり)が取り付けられるようになってきました。しかし、住宅における手摺は、まずコスト優先のようです。集成材の丸棒にアルミ・ダイカストのブラケットで壁に取り付けますが、ほとんどが中国製です。手摺の規制は建築基準法では定義されていません。ベターリビングの指針が基準となっていますが、120kgの耐荷重、引張り試験や破壊試験など細かく性能が規定されています。



建築家の皆さんが困っておられるのは、これからの住宅には手摺は不可欠なのですが、シャープなデザインでその機能を果す素材がないことだそうです。わざと目立たすために色を派手にしたり、やたらゴッツイ金物を使ったりして、国内の手摺は主張しすぎるのでせっかくの空間デザインを壊してしまうのだそうです。現在、当社は建築家やデザイナーの方々のご要望にお答えするべく機能と強度を満たしたシンプルなデザインを模索しております。皆様にはきっとご満足頂ける製品をお届けできると自信をもっております。もちろん『高きゃ意味がない』ことも重々承知の助(古い)。ご期待下さい。