
皆様今年のお正月はいかがでしたか?お正月を海外で過ごされた方もいらっしゃるかと思います。寒い日本のお正月を抜け出して、暖かい南の島のリゾートホテルでお正月を迎える!いいですねぇ(笑)
そんな日がいつか来ることを夢みて、しがないワンルームの炬燵の中で正月を迎えました(涙)
今年は当社も更なる飛躍を遂げるべく邁進してまいりますので、今後ともサンワカンパニーをよろしくお願い致します。
堅い挨拶はこれまでにして、南の島と言えばツバルという国が昨年話題になりました。
ツバルはオセアニア・南太平洋のエリス諸島に位置する9つの島からなる国で、バチカンに次ぐ人口の少ないミニ国家だそうです。海抜は最高でも5mと限りなく海面に近い国ではないでしょうか・・・
そんなツバルが地球温暖化で21世紀末には海面に沈んでしまうと言われています。
地球温暖化や温室効果ガス抑制、環境税の導入?など環境に関する問題は今や世界の常識で、排出量によって税金が課せられる時代になりつつあります。
そんな世の中ですのでエコ商品はこれから欠かすことのできない商品になっていきます。

そこで今回ご紹介したい製品が『
エリッセコッコ』です!このエリッセコッコは"次世代洗面ボウル"として昨年末にデビューした商品で、陶器素材を使わずに開発しました。
洗面ボウルはセラミック(陶器製)がほとんどです。陶器は生産過程において窯に入れて高い温度で焼き上げる為、大量のCO2を排出します。
エリッセコッコはレジンコンクリートという素材をベースにゲルコート樹脂+ガラス繊維でコーティングした、生産過程においてCO2を一切排出しない商品です。レジンコンクリートはもともと土木のトンネルや擁壁素材に使われており、非常に強度のある素材です。その堅牢な素材をベースに人工大理石とほぼ同じ強度(鉛筆硬度H6)を持つゲルコート樹脂で構成しています。
●お手入れも簡単なステンレスカゴ

洗面所における事故で圧倒的に多いのが、指輪やコンタクトレンズを流してしまうことです。そのような事故を防ぐ為に大抵はヘアーキャッチャーがついていますが、エリッセコッコはキッチン用の排水トラップを組み込みました。
この意味は当然そういった事故を未然に防ぐだけでなく、日々のお手入も考慮しています。通常のトラップはカゴ状の小さなヘアーキャッチャーがついているだけなので、女性の長い髪の毛であればすぐに詰まってしまいます。キッチン用トラップであればそういった問題もなく、また市販で売られているネットをステンレスカゴに取り付けておけばお掃除も簡単です。
●新素材、レジンコンクリートのテスト
世界初の洗面ボウルですので、いい加減な商品を出すわけにはいきません。発売に当たっては様々な試験・検査を行いました。まずは専門機関で検査を行い、熱湯、耐衝撃性、インキ浸透度、耐急冷性、耐貫入性のテストをクリアしました。

次に当然ながら水漏れ試験です。通常では用いないステンレスキッチン用の排水口を採用しているので念入りに検査しました。
微妙なR形状や数ミリの段差で水の通り道ができる為、形状の見直しと検査を何度も繰り返すことになりました。さらに水を溜めることができない商品ですが水張り試験も行いました。10日間、水を張った状態での検査を行っています。試験には社内の椅子を使っていましたが「椅子が使えない」とクレームを受けながらの検査でした。
●生活シーンをイメージしたテスト

最後に歯磨きや洗顔だけでなく、毛染めなど洗面スペースで行われそうなアクションを想定した試験を行いました。
1液性の白髪染め剤、2液性のヘアーカラー剤、除光液、歯磨き粉、クレンザー、酸性タイプの洗剤に至るまで様々な溶剤を塗布し、汚れの付き具合、落ち具合を時間の経過と共に検査しました。
結果は1液性の白髪染め、除光液、歯磨き粉、クレンザー、酸性タイプ洗剤においては、市販のクレンザーで奇麗に汚れを落とせました。2液性のヘアーカラー剤だけは少し跡が残りましたが付着して数分の間で落とせば問題ありませんでした。
<<クリックで拡大表示試験・検査にあたって工場の社長には無理を申し上げ、最後までお付き合いいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
●最後に
このように普段の実生活において想定される検査をしっかりと行うことで、更に商品の安心度が上がりますよね。洗面ボウルはご家庭や職場、人間の生活する環境になくてはならない製品のひとつです。人間の発展だけを考えて行ってきた環境破壊を見直し、環境にやさしい製品に囲まれて生活していくことが、本当の意味でのスタイリッシュなライフスタイルではないでしょうか。
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